FC2ブログ

明日への足跡

子育ては毎日が戦争

Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

迷い道



療育手帳判定



近頃巷で話題の児童相談所という場所に今日初めて行ってきました。といっても、別に虐待の相談ではもちろんなくて、娘ちゃんの療育手帳交付のための判定だったのです。1年前、息子くんが療育手帳を申請した時は、先に療育で田中ビネーという知能検査を受けていて、その結果の読み替えという形で済んだので、児相に足を運ぶ必要はなかったのですが、娘ちゃんはWISC-Ⅳという異なる検査方式であった為、判定のために田中ビネーでの数値が必要となってしまい、児相からの呼び出しに応じたわけです。

1時間くらいの検査を本人がひとりで受けたあと、今度は親が呼ばれて担当の方と面談してきました。分娩時に異常はなかったか、これまでの乳幼児健診などで発達の遅滞などを指摘されたことはなかったか、あるいは、何か大きい病気を患ったことはなかったか、などなど。そのあと、担当の方からこんなことを言われました。大体、中学生ぐらいになると、療育手帳を自分が持つということ自体、本人が抵抗するケースも少なくない。親御さんもここに連れてくることで精一杯で、本人の説得などしていないから、ここで親子の大トラブルとなることも多い。でも、お嬢さんは、何故自分がここに来たのかをちゃんとわかっていた。親に言われたから来た、ではなく、療育手帳をもらうため、と答えて、それが進路に関係するらしい、ということも認識していたし、自分で納得した上で検査に臨んでいるように見えた、と。


本人の認知



本人に発達障害の告知や療育手帳のことはどう話されたのですか?話さない、という選択肢もありましたよね?と聞かれました。確かに、下の子の時はまだ幼過ぎて本人がわけもわからないうちに手帳をとりましたが、上の子はもう中学生、隠し通すことは難しいし、この先、診断があろうとなかろうと、自身の特性とつきあっていかなければならないことを考えたら、知る権利はあるし、それを伝えられるのは親だけです。ただ、私は本人の前で、発達【障害】という言葉は使わずに【特性】と言い換えて話しています。この前受けた検査(=WISC-Ⅳ)で、アナタはこういうことが得意だけど、こういうことは苦手なんだって、とか、聴覚優位だから、耳から入った情報の方が頭で処理しやすいんだよ、といった感じで噛み砕いて伝えてあります。療育手帳に関しては、18歳までなら比較的取得がしやすいということと、これを持っていることで、将来、進学や就業の際に、いちいち詳しく説明しなくても、まわりに理解してもらいやすくなる、自分を守るすべになるかもしれないよ、と話したら、どこまで理解したかはわかりませんが、本人はそれなら取るとふたつ返事でした、と私は答えました。

そのあとで、娘ちゃんが学校を休みがちであることや、進路のことはどう考えているのかという質問も受けました。今も本音としては受け入れたくはありません。世の中が学校を中心にまわっている以上、行けるものなら学校には行ってほしいし、学生生活を満喫してほしい。療育手帳を申請していながら言うのもどうかと思いますが、そんなの使わずに済むならと思っています。こういう子の進学先は特別支援学校や通信制サポート校がセオリーであることは、主治医の先生やカウンセラーさんから聞いているので、そういうところの資料請求や見学もしていますが、普通に全日制でそこそこのところに行ってほしい気持ちは変わりません。変わらないけれど、進学するのは本人です。親が受け入れられないと泣こうがわめこうが、大事なのは、親の感情よりも、今、本人のためにしなくてはならないこと、すべきことはやらないといけない、と自分の中で線引きをして、自分の感情を横に置いて動いているだけです。そう、淡々と答えたところ、感心されてしまいましたが、私にしてみたらそんなところで(半分お世辞だとしても)褒められてもね…と。


やり場のない思い



先日、とある通信制サポート校の見学に娘ちゃんと行ってきました。少し前に十数校資料請求をした中の1校から、教育カウンセラーという方とお話されませんか、とご招待いただいたのです。娘ちゃんの担任にその話をしたところ、ハード面のお粗末さをおっしゃっていて、見に行ったら理想と現実の乖離がわかるから是非見学してきてください、と言われていたのですが、私もハード面は確かに愕然とするぐらい、第一印象は「ないわ!」でした。そこは普通の狭い雑居ビルの1フロア、そこらへんの個別指導塾のような個別ブースと接客スペースがあるだけ、サポート校のキャンパスって、そんな呼称が恥ずかしいくらい、これを高校と思えという方が無理な話でした。

ところが、本人はだからいいんだと。アスペルガー傾向だから、普通の環境はうるさいそうです。学校の定期考査の試験中うるさくて集中できないって私にはわからない世界。他人がページめくる音、足を揺する音、くしゃみ、廊下の足音、鉛筆の音、うるさいから、人がワシャワシャいない、塾みたいなこじんまりした空間が快適と。【普通】という言葉の定義は難しいけど、ここではあえて、世間一般の多数決的にという意味で、普通の高校生活、授業受けて単位とって、授業の合間に友達と他愛ない話して、放課後は部活に打ち込んだり、予備校に通ったりもするのかな。行事を仲間と作り上げて思い出ができて。そういうステレオタイプな高校生活を本人は望んでいないかもしれません。

こうあるべき、という親の思い込みを横に置いたら、話を聞いた限りでは、ソフト面の充実は素晴らしく、未来の可能性も大きく開けていました。心情的に受け入れたくないという思いに変わりはないとしても、それでも、本人の為を考えたら、これもありなのではないかと迷いが生じたことも事実です。選択肢の淘汰は後でいくらでもだし、キレイ事かもしれないけど、ここにしか行けないからここ、みたいな、決め方にはしたくなくて。最終的に出した答えがサポート校だとしたなら、全日制に行けないからじゃなく「サポート校がいい」にしたい。決してサポート校を否定したいわけではないのです。今の時代、なくてはならないセーフティネットだと思います。

そう言いながらも、自分が育ってきた環境の中で培われてきた価値観というのはそう簡単に変えられるものではありません。セオリーだからと言われて、はいそうですかと納得できるほど単純なことではないのです。やりきれない思いをねじふせながら、今はひとつひとつの選択肢を、できるだけフラットに精査していかなくてはなりません。そんな親の姿勢を第三者から褒められるより、そんな親の感情のやり場を私は知りたいです…。



スポンサーサイト

PTA役員を完走した今思うこと



終わりよければすべてよし?



今日は中学校で今年度最後のPTA実行委員会でした。実行委員会というのは、学校の管理職の先生方および、PTA会長以下本部役員さんたちと、PTAの各委員会の3役と呼ばれる委員長・副委員長で構成されるのですが、毎月、第一土曜日の午前中に行われていたので、いつも仕事とぶつかっては、学校まで車で行き、実行委員会が終わると、車を駅近くのスーパーの駐車場に置いて、電車に飛び乗り、夕方まで仕事、といった感じで、仕事との両立が本当に大変で、この実行委員会は憂鬱でした。なのに、不思議なものですね。いざ、最後となると、4月に最初の実行委員会の時は、ほとんどの人はクジ引きで3役を引いてしまったことに、茫然自失だったり、不安でいっぱいな顔だったのが、みんな、迷いながら戸惑いながら必死に1年間を乗り越えてきて、「最初な毎日泣いたけどいい経験させてもらった」と笑顔で言えるまでになる、そのあたたかさに、もう絶対やるもんかと決めているはずの思いがぐらつくほど。

でも、報道でもさんざん言われているように、PTAの在り方は決して綺麗事ではいきません。先月、小学校でもPTA実行委員会に出席しました。普通に活動報告などいつもの議事進行のあと、先生方が一斉にはずされ、そこから、今年度の反省や次年度に向けての課題を、各委員会からあげてくださいという話し合いが始まりました。

すると。まぁ出るワ出るワ!PTA活動への不平不満の嵐!!


PTAの逃げ得なんて許せない?!



まず、口火を切ったのは推薦委員長さんでした。推薦委員というのは、次年度の本部役員および校外委員の選出を行う人たちです。本部役員や校外委員が全部立候補ですんなり決まればいいのですが、このご時世、そううまくはいきません。そうすると、推薦委員さんが電話をかけて、やってもらえませんかとお願いするのがメインになったりするわけで。そんな推薦委員さん十数名を束ねるは、委員長3年目というベテランママさん。その方がややお怒り気味にこんなことを話していました。

うちの学校のPTA役員は原則として子どもひとりにつき1回、何かしらやらなくてはなりません。ただし、本部役員を引き受けた場合には1回で3回分のカウントとする、という特典があります。そうすると、こういう言い方はどうかと思いますが、いわゆる、使い物にならない人、というのも1回はPTA役員をやってもらわないといけなくなるわけで、そんな人をベテラン委員長である推薦さんが引き取ってほしい、と管理職の先生から言われたそうです。ところが、その人は、仕事を理由に定例会には一切出てきませんでした。委員長さんを筆頭に、仕事しながらPTA役員を引き受けている人は複数いて、みんな、自分の職場に頭下げて時間をやりくりして定例会に出ているのに、なんであの人は出ないのよと非難轟々なのに対し、推薦委員の仕事は電話をかけまくるのがメインと言われたから推薦になっただけ、という態度だったそうです。また、推薦委員として、各家庭に電話で次年度の本部役員をお願いできませんかと依頼すると、個人情報にやかましい時代ゆえに、どこからその情報を手に入れたんだと逆ギレされたり、悪の手先であるかのごとく責められたりしたこともあったそうです。推薦委員さんたちだって一保護者でしかないのに。

そんな怒りのコメントを皮切りに、どこの委員会でも、委員長さんたち自身も仕事との両立で苦労しているのに、仕事を理由にPTAの委員を引き受けるだけ引き受けて、定例会には一切出ずに子どもひとりにつき1回のノルマとしてカウントされる人たちへの不満や、どんな手を使ってでも逃げ切ってみせる!という態度の人たちに対する怒りが噴出しました。たとえばシングルだから、とか、介護をしているから、あるいはフルタイムで仕事をしていて激務だから、といったように、このご時世、みんな何かしら【事情】があって、それをどこまで【配慮】すべきなのか。逆にその【配慮】を悪用して、【できない】のではなく【やりたくない】から、やらない言い訳に使う人もいる、と。それをいちいち認めていたらPTA役員なんてなり手がいなくなる!という声もあがりました。

PTA役員が敬遠される大きな理由のひとつとして、時間の自由がない!ということがよく言われます。PTAの会合は、原則、毎月1回、学校で授業が行われている平日昼間に行われるのが一般的です。私は年度初めの段階で、委員の皆さんに、定例会をやる場合は、実行委員会がある日の朝9時からスタートで、なるべく1時間以内とさせてほしいとお願いし、あえて集まる必要がない時は定例会は行わず、なるべくLINEで済むことはそうしましょうという方針にさせていただいていました。

が、中学校のPTAでは普通に半日だらだら拘束されるのが当たり前でしたし、実行委員会は小学校は平日10時半からという中途半端な時間、中学校は土曜日の朝10時からでした。仕事している人にとっては定例会や実行委員会で平日真昼間に拘束されることがたまらなく苦痛だというのは私も同感です。(もっとも私は職業柄、土曜日の実行委員会の方が負担だったのですが…。)特に実行委員会なんて、毎度、集まる必要性ってあるのかな?と思っていました。それこそSkypeやチャットを使って電子会議みたいなのでもいいじゃないか、という意見もありましたし、そうするとPC環境などがない人はどうするんだという反論もありました。

実際、2年続けてPTA役員をやってみて思ったのは、通常、各委員会に教職員の方が担当として配置はされても、普段の定例会に参加されることはまずない(そもそも小学校では先生方は授業中なので当たり前ですね)ので、定例会の時間と場所を、学校内でと限定しないで、地域の自治会館みたいなところをお借りするなどして、平日の夜や週末にというのも確かにありなのかなぁと。ただ、その場合は、場所をお借りしたりするのに発生する費用はどうするんだという問題はあるかもしれませんが、地域によってはマンションの無料多目的スペースなどを使えるところもあるでしょう。毎月、定例会のたびに、職場に頭を下げてというのは負担が大きく、本来なら子どもの体調不良などの時のために年休をとっておきたいのにという不満をいくらか軽減できると思うのです。自分の子どもの居場所を大切にしたい、という気持ちは持っている親御さん、少なくないはずです。難しいかもしれないけれど、ひとりひとりが参加しやすい環境が整ったら、もう少しマシなのかなと。

私がPTAをやれる理由



あとは感謝の気持ちかな…。できるからやってるんでしょとか言われると、私だって無理している時いっぱいあるのに、とムッとしましたし、アナタが気づいていない・知らないだけで、アナタのお子さんだってPTA役員たちの働きにお世話になってますよね?それでも、絶対やりたくないからやーらないっ、そんなのに時間も労力も使いたくないもんね!なんてやられた日には、ふざけるなと言いたくもなるでしょう。大変なのはみんな同じなんです。

私も今年度、小学校と中学校それぞれで3役を経験させていただいて、この時間、わが子のために使ってあげたいと思ったことも、自分の仕事への支障に苦しんだこともありました。自分のキャパオーバーで体調を崩したりもしました。そんな時に支えだったのは、発達障害を持つわが子たちを諦めずに一生懸命指導してくださる先生方への感謝だったり、様々な事情を乗り越えて引き受けてくれている人たちへの感謝。私ができることを出来る限り一生懸命やることが少しでも恩返しになればという思いでした。子どもたちをみんなで育てる・みんなで見守っていく、みんなで成長を喜ぶ、そういう思いが広がって行けたら、もう少しPTA活動に対してポジティブにとらえられるのではないかと。実際、実行委員会で話を聞いていたりすると、学校の先生方は本当にブラック企業顔負けの仕事ぶりです。余計なお世話かもしれませんが、ご自身の家庭は大丈夫なんですか?と心配になるほど、先生方は子どもたちのために頑張ってくださっていて、だけど、やることは本当に多くて、保護者の協力・連携といったものがやはり必要なんだろうなと思います。学校になんでもかんでもやってもらって当たり前、そして、みんなわが子が一番大事、そんな風な親ばかりになってしまったら、子どもたちの将来がちょっと心配です。次年度以降、私が再びPTA役員を引き受けるかどうかは、今はまだ、なんとも言えません。が、少なくともこの1年、こんな形で子どもたちのそばにいてやれたから、私はやってよかった、と思っていますし、この先、ご縁があってもなくても、先生方へ、あるいは様々な事情を抱えながらも引き受けて頑張ってくださっている方たちへの感謝は忘れずにいられたら、と。

「待つ」ことの大切さと「待てない」親心と



にこにこ大作戦


今日から3月、いよいよ年度も〆の体制に入って来ました。PTAのことなどもお話したいのですが、まずはわが子たちのことから…。

結局、娘ちゃんの年間欠席日数は30日を超えてしまいました。そんなお姉ちゃんに引っ張られてしまって、秋は毎日のように登校しぶり、泣いた日も少なくなかった息子くん。ところが、ここに来て、彼は急に強くなりました。もうすぐ2年生になるんだ、という自覚なのでしょうか。

小学1年生の生活の授業の単元で『にこにこ大作戦』というのがあります。いったい何がにこにこなのかと思いきや、自分が何をしたらお家の人が笑顔になってくれるのかを考えて実行してみよう!というもの。大きく分けると3種類あって、ひとつは自分のことを自分できちんとやる、もうひとつは家族のために何かお手伝いする、そしてもうひとつは自分や家族のため以外でも何かする、ということだよね、というのを子どもたち自身に気づかせて、自分で目標を立てさせた上で実行してみて、それができたか、あるいはできなかったとしたらどうしたらできるようになれたか、を考えさせるという学習だったのですが。ママはボクが何をしたら嬉しい?と聞いてきた息子くんに、私は答えました。君が毎日学校ににこにこ通ってくれたらそれだけで十分だよ、と。そしたら彼は本当に頑張ってくれたのです。

自信を力に


入学当初は個別支援級でのスタートを療育や特総から勧められていた息子くん。一般級でのスタートは彼にとっては恐らく決して楽ではなかったことでしょう。苦手なことの壁にもいっぱいぶつかりました。そのたびに担任の先生が諦めずに一生懸命彼に寄り添って、時には道具の工夫や接し方の提案など親とも連携してくださったおかげで、ひとつひとつ、「できなかったことができるようになった」という経験を重ねて、知らないことを学ぶ面白さを知り、自信をつけてきたようです。もちろん、他のみんなと比べたらまだまだだったとしても、彼の中では、ボクもできた、その意識が、お姉ちゃんがどうあろうとボクはボクなんだ、というのにつながったのかもしれません。

学童でも、最初の頃は上級生との摩擦があったり、お友だちと上手に遊べなくて、プラレールを広げてマイワールドにいたり、ということが多かったのに、最近はいろいろな子たちと、これまではやったことのなかった遊びにもどんどん挑戦していると指導員さんから報告を受けました。確かにお迎えの時に、工作で作ったという葉っぱのしおりをプレゼントしてくれたり、同級生の子たちと卓球もどきでみんな下手くそだからホームラン連発でサーブが入ったら勝ちみたいな状態に笑い転げている姿を目にする今日この頃。急激に彼の世界は広くなったようです。

親も、学校や学童の先生方も、あるいは彼に関わってくださったまわりみんな、彼がひとつひとつ自分のペースで納得しながら越えていこうとするのを「待って」あげられたから、こんなにも実り多い1年になったのかなと、本当に感謝の気持ちでいっぱいなのですが。

でも、「待つ」ことができたのは彼がまだ小学1年生だから、というのがあります。これが中学1年生はそうはいきません。どうしても進路がかかってきます。ちゃんと学校に通わせなきゃいけない、成績もある程度とらせていかなきゃいけない、親も子もプレッシャーとの闘い、どうしても、親はアクセル全開で追い込んでしまう中、学年末考査最終日に大きなトラブルがおきました。まさかの棄権…。

発達障害は不幸ではない



入学してから、これまで4回の定期考査、毎度、朝からお腹痛いだの気持ち悪いだのと体調不良をおこしがちで、綱渡りに苦しみながら、結果はさておきなんとか受験だけはできていたのに、今回初めての棄権に私自身がショックで動揺を隠せませんでした。次年度につなげるためにはどうしてもここが踏ん張りどころだったはずなのに…。提出物を代理提出がてら、その日、担任の先生と30分ほど話したでしょうか。意外にも、担任の先生は、親の前で娘ちゃんのことを全力で庇い、親御さんの不安も焦りもわかるけれども、今は待ってあげる時だと説得してきました。ここまで1年間、アクセル全開で支えてきたお母さんも、3月いっぱいだけでも、一度ゆっくりちゃんと休んでほしい、とも。

春は出逢いと別れの季節。先日、娘ちゃんの塾の先生方がひとりを除いて総入れ替えとなりました。特に、今回異動になってしまった室長先生は、一番状態の悪い時期からずっと、事情をすべて飲み込んだ上で、学習面のサポートを引き受けてくださっていた方でした。また、私が心から信頼して吐き出せるスクールカウンセラーさんも異動が決まってしまいました。そのやわらかな笑顔と的確なアドバイスにどれほど救われてきたことか。後任は男性の方ということで、きっと今までと同じようにはいかないでしょう。そんな別れの寂しさや不安の中、まわりから、悪気があってではなく、むしろよかれと思ってのアドバイスのつもりで言ってくるあれこれに、感情的になってしまって、そんな自分がまた許せなくて、なんていうことが続いて、神経ズタズタになりかけている私に、娘ちゃんの担任が言われました。「人間てその立場になってみないとわからないことがいっぱいあって、誰しも、自分にはそういう目には合わないって無意識に思っているからこそ勝手なことも言いますけど。でも、ひとつ言えるのは、娘ちゃんは生きづらさはあったとしても、不幸ではない、ってことです。そして、非行に走ったりすることもなく素直に穏やかに真っ直ぐ育ってる、それを大事にしてあげてほしいです。」

自分たちがどれほどまわりの人たちに恵まれ、守られてきたか、子どもたちが気づくのはきっと、大人になってから、なのでしょうね。



バレンタインの思い出



バレンタインのエピソード



年末あたりからバタバタ忙しくて、しばらくこのブログをお休みしてしまいました。今日はバレンタインデーですね。

バレンタインデーになると思い出すことがあります。といっても、残念ながら甘酸っぱいロマンスの記憶ではなくて(苦笑)数年前、まだ息子くんが保育園に通っていた頃のことです。当時、保育園の近くにとある100円ショップがありまして、そこで、バッタリ同じクラスのママにお会いしました。その日はバレンタインデーで、そのママは熱心に可愛いラッピング用品を選んでいました。うちの娘ちゃんも、友チョコの手づくりなんてやっていましたから、てっきり手づくりチョコか何かのラッピングなんだろうなと特別気にもとめませんでした。

でも、会計の時、彼女が言うのです。バレンタインデーだから、うちの子にも経験として、プレゼントしてあげたくて、と。実は、彼女のお子さんは牛乳アレルギーでした。なので、チョコレートは当然NGです。けれど、男の子だし、世の中にバレンタイン=チョコをプレゼントといった風習がある以上、話題にもなるのに、食べられないからといって参加できないのは可哀想だから、食べられるお菓子をせめて可愛くラッピングしてプレゼントしてあげるの、ということでした。

アレルギーっ子と仲間たち



その当時、息子くんのクラスには牛乳アレルギーのお子さんが、もうひとりいました。もうひとりのお子さんの方がより重度で、口にすることはおろか、ちょっとでも触れればアレルギー反応が出てしまいます。その子のママさんは、わが子を守るために、そしてわが子を理解してもらうために、積極的にみんなに情報を公開していました。だから、仲間たちは、遠足や運動会などでおやつ交換をする時も、あらかじめ成分表を親同士でLINEして確認してもらった上で持たせたり、クラスでクッキングをする時も、たとえばホットケーキを作るとしたら、牛乳はなしで作ったらいいんじゃない?と子どもたちから自然に声があがりましたし、みんな、ごくごく普通に、アレルギーを個性のひとつとして、受け入れていました。

ただ、それはあくまでも少人数の保育園だからこそできたことです。小学校では給食になります。ある程度の除去食という対応まではできても、みんなと同じように同じものを一緒に食べるということは不可能です。担任ひとりで全員の安全を確保するためには、保育園の頃と同じように手厚くというのは難しく、そこまでは見きれないというのが現実でしょう。


お互いの目で見られたら



ことほどさように、きっと当事者でないとわからない大変さだったり、不便さや辛さもあるでしょう。それでも、バレンタインに義理だの友だのチョコを配るだけではなくて、こういうところにも目を向けるきっかけになったらいいな、と思うのです。まだまだ、アレルギーを偏食の延長のようにとらえていて、やれ、食べないのはワガママだの、母親のしつけがなってないだの、と無知によって、無意識のの刃というのがいっぱいあります。本当は一歩間違えば命の危険にもつながりかねないのに。ほんの少しでもみんなが正しい理解を持って、ありのままに当たり前に受け入れていける世の中だったらいいな、と。

そして、願わくば、発達障害のわが子たちも。見た目、【普通】だからこそ理解されづらいこと、本人たちが抱える生きづらさというのがあるわけですが。世の中に発達障害に関する情報がいっぱいあふれているけれど、それでも、ひとりひとり違います。これまたよかれと思ってであったとしても、無責任な言葉に、親はナーバスになることも多いですし、親や祖父母という立場であっても(だからこそ?)受け入れられない現実もかなりありますが、それでもひとりの親として願うのは、この子たちがただ幸せであってほしいということ。きっとアレルギーを持つお子さんと向き合うママたちの思いも同じなのではないでしょうか。



我が家のサンタさん事情



実は同じお財布なんです


クリスマスまであと数日、プレゼントの用意はできましたか?

中学生の娘ちゃん。数年前は、サンタさんへのお手紙が「サン田さんへ」となっていて、「山田さんへ、じゃないだけマシか」と思ったり、リクエストが「こん約指輪、ペアで」なんて書いてあって、それはもらう相手が違うだろとダンナがつっこんだりと、なかなかのぶっ飛びエピソードの持ち主です。もういい加減、サンタの正体に気づいているはずなのですが、あえて気づかないふりをしている方が得とわかっているのか、今年もサンタさんにお手紙を書いていました。そのリクエストの中身は女子です。
「雪肌精(ホワイトUVエマルジョン、ホワイトクリームウォッシュ、ホワイトUVジェル、乳液、クリーム、化粧水)」これで1個。アロマディフューザー(アロマオイル ラベンダー、ジャスミン)これで1個。」お年頃だなぁと苦笑する私の横で、男親は複雑な顔。それにしても、合計2個と本人は思ってるのでしょうけれど、実質、9個!そして、彼女の場合、クリスマスはこれだけではないのです。LINEでパパサンタはこのバッグをお願いね、ママサンタはこっちのブーツがいいな、とちゃっかりリクエストしてきます。ひとつひとつは、いわゆるプチプラ、学生さんのお小遣いで手が届くようなレベルの金額ではあるのですが、えーっと、リアルサンタとパパサンタとママサンタ、いったい総額いくらになるのでしょう?サンタさんに上限額はないのか、とダンナが溜息をつきます。金額の出所は一緒なんだけどなぁ、そんなこと口が裂けても言えないしなぁ、と。

ぶれない鉄道マニア



一方、今年、我が家は息子くんが初めて自分でサンタさんにお手紙を書きました。
「プラレールのリラっくまのやまのてせんのプラレールがほしいです。」(※原文ママ)
やっぱりプラレール。ぶれません。毎年、お誕生日とクリスマス(しかも近い)はプラレールがおそろしい勢いで増えるので、正直、親としては邪魔なので、たまにはゲームソフトとかにしてみたら?と水を向けても、あくまでもそこはプラレール。しかも、メジャーな車両はほとんど持っているので、彼が欲しがるのはマニアックなものばかりです。数年前は、「リョウサンセンコウシャがいい!」なんて言われて、親の頭の中に?がいっぱい飛んだこともありました。量産先行車、そんなものがプラレールになって売られているのを知っている未就学児、変わってますよね(笑)

あれ?でもちょっと待って。リアルサンタ(?)に息子くんが頼んだものはひとつだけ。パパサンタもママサンタもリクエストしてきません。それでは姉弟不平等になってしまいます。そこでそれとなく息子くんに聞いてみると、実は彼の欲しいものは上記のラッピング山手線だけではなくて、「とれいゆと、現美新幹線(のプラレール)も欲しいけど、後ふたつは高いんだよねー。だからサンタさんに頼んでいいか迷ってるんだー」となんとも殊勝なことを言うのです。調べてみると、どうやらこの2つは既に廃盤になっているのを、まだ在庫を持っている業者さんがAmazonなどに高値で出しているようで。大体それはどこを走っている電車なのか親は知らないようなものをプラレールになっていることを知っていて、かつ、それの金額もわかっているなんて、そのマニアっぷりに苦笑してしまいました。電車のことになると、大人顔負けのものすごい記憶力を発揮する息子くん、その能力が学業に活きる日は来るのでしょうか…。


ママが欲しいものは


さて。姉弟それぞれの欲しいものを全部叶えるとしたら、頭がクラクラしてきます。今年、我が家にサンタさんは来てくれるのでしょうか。大人にもサンタさん来てほしいなぁと思う今日この頃。今、一番欲しいものは心ゆくまでの休息かもしれません。


左サイドMenu

プロフィール

真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

広告

最新記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。