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明日への足跡

子育ては毎日が戦争

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バレンタインの思い出



バレンタインのエピソード



年末あたりからバタバタ忙しくて、しばらくこのブログをお休みしてしまいました。今日はバレンタインデーですね。

バレンタインデーになると思い出すことがあります。といっても、残念ながら甘酸っぱいロマンスの記憶ではなくて(苦笑)数年前、まだ息子くんが保育園に通っていた頃のことです。当時、保育園の近くにとある100円ショップがありまして、そこで、バッタリ同じクラスのママにお会いしました。その日はバレンタインデーで、そのママは熱心に可愛いラッピング用品を選んでいました。うちの娘ちゃんも、友チョコの手づくりなんてやっていましたから、てっきり手づくりチョコか何かのラッピングなんだろうなと特別気にもとめませんでした。

でも、会計の時、彼女が言うのです。バレンタインデーだから、うちの子にも経験として、プレゼントしてあげたくて、と。実は、彼女のお子さんは牛乳アレルギーでした。なので、チョコレートは当然NGです。けれど、男の子だし、世の中にバレンタイン=チョコをプレゼントといった風習がある以上、話題にもなるのに、食べられないからといって参加できないのは可哀想だから、食べられるお菓子をせめて可愛くラッピングしてプレゼントしてあげるの、ということでした。

アレルギーっ子と仲間たち



その当時、息子くんのクラスには牛乳アレルギーのお子さんが、もうひとりいました。もうひとりのお子さんの方がより重度で、口にすることはおろか、ちょっとでも触れればアレルギー反応が出てしまいます。その子のママさんは、わが子を守るために、そしてわが子を理解してもらうために、積極的にみんなに情報を公開していました。だから、仲間たちは、遠足や運動会などでおやつ交換をする時も、あらかじめ成分表を親同士でLINEして確認してもらった上で持たせたり、クラスでクッキングをする時も、たとえばホットケーキを作るとしたら、牛乳はなしで作ったらいいんじゃない?と子どもたちから自然に声があがりましたし、みんな、ごくごく普通に、アレルギーを個性のひとつとして、受け入れていました。

ただ、それはあくまでも少人数の保育園だからこそできたことです。小学校では給食になります。ある程度の除去食という対応まではできても、みんなと同じように同じものを一緒に食べるということは不可能です。担任ひとりで全員の安全を確保するためには、保育園の頃と同じように手厚くというのは難しく、そこまでは見きれないというのが現実でしょう。


お互いの目で見られたら



ことほどさように、きっと当事者でないとわからない大変さだったり、不便さや辛さもあるでしょう。それでも、バレンタインに義理だの友だのチョコを配るだけではなくて、こういうところにも目を向けるきっかけになったらいいな、と思うのです。まだまだ、アレルギーを偏食の延長のようにとらえていて、やれ、食べないのはワガママだの、母親のしつけがなってないだの、と無知によって、無意識のの刃というのがいっぱいあります。本当は一歩間違えば命の危険にもつながりかねないのに。ほんの少しでもみんなが正しい理解を持って、ありのままに当たり前に受け入れていける世の中だったらいいな、と。

そして、願わくば、発達障害のわが子たちも。見た目、【普通】だからこそ理解されづらいこと、本人たちが抱える生きづらさというのがあるわけですが。世の中に発達障害に関する情報がいっぱいあふれているけれど、それでも、ひとりひとり違います。これまたよかれと思ってであったとしても、無責任な言葉に、親はナーバスになることも多いですし、親や祖父母という立場であっても(だからこそ?)受け入れられない現実もかなりありますが、それでもひとりの親として願うのは、この子たちがただ幸せであってほしいということ。きっとアレルギーを持つお子さんと向き合うママたちの思いも同じなのではないでしょうか。



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我が家のサンタさん事情



実は同じお財布なんです


クリスマスまであと数日、プレゼントの用意はできましたか?

中学生の娘ちゃん。数年前は、サンタさんへのお手紙が「サン田さんへ」となっていて、「山田さんへ、じゃないだけマシか」と思ったり、リクエストが「こん約指輪、ペアで」なんて書いてあって、それはもらう相手が違うだろとダンナがつっこんだりと、なかなかのぶっ飛びエピソードの持ち主です。もういい加減、サンタの正体に気づいているはずなのですが、あえて気づかないふりをしている方が得とわかっているのか、今年もサンタさんにお手紙を書いていました。そのリクエストの中身は女子です。
「雪肌精(ホワイトUVエマルジョン、ホワイトクリームウォッシュ、ホワイトUVジェル、乳液、クリーム、化粧水)」これで1個。アロマディフューザー(アロマオイル ラベンダー、ジャスミン)これで1個。」お年頃だなぁと苦笑する私の横で、男親は複雑な顔。それにしても、合計2個と本人は思ってるのでしょうけれど、実質、9個!そして、彼女の場合、クリスマスはこれだけではないのです。LINEでパパサンタはこのバッグをお願いね、ママサンタはこっちのブーツがいいな、とちゃっかりリクエストしてきます。ひとつひとつは、いわゆるプチプラ、学生さんのお小遣いで手が届くようなレベルの金額ではあるのですが、えーっと、リアルサンタとパパサンタとママサンタ、いったい総額いくらになるのでしょう?サンタさんに上限額はないのか、とダンナが溜息をつきます。金額の出所は一緒なんだけどなぁ、そんなこと口が裂けても言えないしなぁ、と。

ぶれない鉄道マニア



一方、今年、我が家は息子くんが初めて自分でサンタさんにお手紙を書きました。
「プラレールのリラっくまのやまのてせんのプラレールがほしいです。」(※原文ママ)
やっぱりプラレール。ぶれません。毎年、お誕生日とクリスマス(しかも近い)はプラレールがおそろしい勢いで増えるので、正直、親としては邪魔なので、たまにはゲームソフトとかにしてみたら?と水を向けても、あくまでもそこはプラレール。しかも、メジャーな車両はほとんど持っているので、彼が欲しがるのはマニアックなものばかりです。数年前は、「リョウサンセンコウシャがいい!」なんて言われて、親の頭の中に?がいっぱい飛んだこともありました。量産先行車、そんなものがプラレールになって売られているのを知っている未就学児、変わってますよね(笑)

あれ?でもちょっと待って。リアルサンタ(?)に息子くんが頼んだものはひとつだけ。パパサンタもママサンタもリクエストしてきません。それでは姉弟不平等になってしまいます。そこでそれとなく息子くんに聞いてみると、実は彼の欲しいものは上記のラッピング山手線だけではなくて、「とれいゆと、現美新幹線(のプラレール)も欲しいけど、後ふたつは高いんだよねー。だからサンタさんに頼んでいいか迷ってるんだー」となんとも殊勝なことを言うのです。調べてみると、どうやらこの2つは既に廃盤になっているのを、まだ在庫を持っている業者さんがAmazonなどに高値で出しているようで。大体それはどこを走っている電車なのか親は知らないようなものをプラレールになっていることを知っていて、かつ、それの金額もわかっているなんて、そのマニアっぷりに苦笑してしまいました。電車のことになると、大人顔負けのものすごい記憶力を発揮する息子くん、その能力が学業に活きる日は来るのでしょうか…。


ママが欲しいものは


さて。姉弟それぞれの欲しいものを全部叶えるとしたら、頭がクラクラしてきます。今年、我が家にサンタさんは来てくれるのでしょうか。大人にもサンタさん来てほしいなぁと思う今日この頃。今、一番欲しいものは心ゆくまでの休息かもしれません。


遠すぎる道程


期末考査は大惨敗!


娘ちゃんの期末考査の結果が返ってきました。かろうじて許容範囲だったのは1科目のみ、あとは順調に(?)成績は下降の一途をたどっています。「なんでこんな点数しかとれないの?!」と怒るより、むしろ、2学期はちゃんと塾にも通えていたはずなのに、期末考査は2週間前からきちんとテスト対策で提出物をやらせることで試験範囲は一通りなぞらせたはずなのに、どこが間違っているの?と戸惑ってしまいました。

中学1年生の成績はいわゆる内申には直結しません。だから、この点数しかとれなかったということが問題ではなくて、特に英語や数学といった積み上げていくべき科目がきちんと積めていない、そのことが親としては不安材料なのです。もうすぐ冬休み、なんとかこの穴は埋めてやりたいところ、でも何をやらせたらいい?どう過ごさせたらいい?これまででわかっているのは、ただ「勉強しなさい」と言うだけではダメだということ。具体的に、この日はこの科目を、この教材のどこからどこまでをやろうね、というようにもっていかなくてはいけないので、本人と相談しながら、この連休明けに予定表を作りたいのですが、何からどう手をつけていいものか…。

なるべくしてなった結果


こういう時は素直にプロに相談です。塾に送り届けがてら、室長先生に少し時間をいただいて、話してみました。基本的には、中学校に入学してすぐの1学期末試験から比べると着実に難易度はあがっているから、点数そのものが下がってきてしまうのはある程度仕方ない部分もあるようなのですが、娘ちゃんの場合は、夏のあたり、体調が優れなくて、塾や学校を休みがちだった穴が響いていること、そして、試験勉強も、2学期の中間試験の時は、提出物をこなすことさえもできていなかったのが、期末試験は提出物だけはちゃんとできたけれど、みんなは事前に単元ごとに提出物はコツコツやってあって、最後の2週間は塾でテスト対策としての勉強(過去問など)に取り組んでいたのに、娘ちゃんは最後まで提出物だけに必死で、そこまでたどりつけていなかったのだから、テスト対策としてはやりこみが不十分だったということが先生の話で明らかになりました。特に、英語と数学はなまじ塾に行っているからこそ、学校の授業で、英語と数学は塾でフォローできるからいいよね、と本人は休みがちで、そうすると進度がわからなくなっているから、当然、事前にワークをやっておくこともできないということがあり、だから、範囲が発表されたから慌ててやっては、量が膨大過ぎて終わらない、という状態だったのだと。

また、テスト2週間前に試験範囲が発表されてから、今回は、私が学習プランを組んだわけですが。毎日、各教科をまんべんなく少しずつできるようにした予定表だったはずが、彼女は塾の自習室で得意(というか自分がやりやすい)科目からどんどんこなしていき、逆に苦手・嫌いな科目は後回しで、最後に慌ててやっつけるような感じだったそうです。予定を組んだだけではダメで、きちんと毎日、その通りこなせているか、を親がチェックすべきだったのに、毎日、「予定通りこなせてる?」とだけ声をかけて、本人の「うん」という返事を鵜呑みにしていました。

難しい舵取り


この先、仮に本人が公立よりも私立に進学したい、と望むのであれば、やはり学校の出席というのはかなりきっちりチェックされてしまうそうで、今のように、デフォルトは4時間目からの登校と言いつつ、時間割を見て、自分の行きたくない科目は間引くみたいなことはいつまでも続けられません。幸い、体調が大分よくなってきているので、普通にフルで学校にいさせようと思えばできなくはないはず。ただ、本人が今すぐはどうしても一部技能科目は参加したくないようで、そうなるとここからは学校との交渉になりますが、たとえば、3学期は、そういう科目だけを保健室登校にして、できるだけ、毎日、1時間目から6時間目までを学校で過ごせるように、主要科目だけでも全部出席できるようにできないものか。たとえば、今だったら、1時間目と2時間目が理科と社会、3時間目が体育、4時間目が音楽、5時間目に英語か数学、といった時間割だとしたら、確実に、1時間目と2時間目だけ受けて、5時間目の分は塾でやるからいいや、と早退してしまい、そうすると、英語と数学は試験直前に大量のワークと格闘するだけになって、点数を取りこぼす、という状態なので、それを避けるためには、出来る限り、学校で授業を受けさせるしかないのです。

今すぐ結論を出すべきことではないのですが、進学先、ということを考えた時に、どのレベルまでなら許容するのか、ということがいずれは問題になってきます。極端な話、この少子化の時代、名前を書きさえすれば入れる高校がないわけではありません。でも、どこでも行けるならそれでいいのか?と。もちろん、本人の気に入った、行きたいと思える学校にご縁があるならそれがベストですが、今のところ、本人がここなら、と思っている学校は届きそうにありません。ならば、とにかく入れる学校に行かせるのか?通えなくなる可能性の心配もそうですが、正直、どのレベルまでなら行く価値を感じられるのか、ということもあります。ただ、高卒の肩書が欲しいだけなら高卒認定試験もありますし、3年間、自堕落に過ごされるぐらいなら手に職をつけさせた方がよっぽどマシという考え方もあります。ただ本人はそれを願っていないのだとしたら、本人の望む幸せのかたちに近づくために、一緒に隣で走ってあげられる親でいたいな、と思う今日この頃です。いつの日か、「人生、万事塞翁が馬だね」と笑える日が来るといいのですが。


定期考査にまつわるエトセトラ



娘ちゃんの名案(迷案?)


季節はめぐり、日ごとに秋が深まっていきますね。冬がもうすぐそこまで近づく中、娘ちゃんの2学期末考査が今日終わりました。定期考査は2週間前になると、全科目の試験範囲および定期考査終了後の提出物(ノートやワークブックなど、これも採点基準のひとつです)が発表されます。それに基づいて、自分で学習計画表というのを作成し、連日、それに沿ってこなせているかチェックされ、最後に結果が出てから自分で振りかえる、ということをしなくてはならないのですが。

今回のテスト2週間前。娘ちゃんが「ママーいい事考えたっ!」大体彼女がそういう時はろくなことありません(苦笑)「テストまでの学習計画表を、ママがテスト範囲表を見ながら書いて、その通りにやったかを見てくれればいいんだ!」…ハイ?なんで中学生にもなって定期考査のお勉強プランから内容まで親が管理しなきゃいけないわけ?でも、実は前回、中間考査の時に、本人に任せていたら、数学のワーク課題が60ページほどあるのを10ページ分ぐらいしかこなせず、期日厳守させるには睡眠時間を削らざるをえない状態に陥り、それでは体調を崩して試験を受けること自体ができなくなってしまうので、親から担任経由で数学の先生に、評価は当然それなりでいいので、できるところまでの提出にさせていただけないかとお願いしたということがありました。さらにほぼ全科目、惨憺たる結果で返ってきました。なので、今回は、あえて私が学習計画を立ててみることにしたのです。

勉強しなさい!と言われても


試験範囲表と各教科の教科書やワークブックの課題をにらめっこしてみると、この課題をきちんとこなせば、試験範囲を一通りなぞることになることに気づいて、まずは最低限、課題を期限通りに提出させることをマストとして、予定表にその日やるべきページを割り振っていきます。塾がある日は塾の勉強と宿題が試験対策になっているので、その日は歴史漫画を読むだけにして、あとは、絶対計画通りになんて進まないだろうからと予備日も2日ほど設けて。これだけでもかなりのボリューム、みんなこんなにできるものなの?!すると、意外なことに、課題に関してはフゥフゥ言いながらちゃんとこなしていくのです。苦手科目とか嫌いな科目は家でやりたくなかったようで、塾の自習室に持っていって先生に助けていただくなんていうこともやっていたようですが。

そうか、彼女の特性上、曖昧な指示は何をどうしていいかわからないんだ、と今更ながら気づいたのでした。親はついつい「勉強しなさい」と言ってしまいますが、それでは、何をどうしていいかわからないのです。YesかNoで答えられる質問でない限り、たとえば「どう?」みたいな問いかけは答えられないというのをあらかじめわかっていたはずなのに。自分も学生の頃、親に「勉強しなさい!」とさんざん言われて反発しか感じなかったのに、親になるとそんなことも忘れて、子どもに同じことを言ってしまう、これって、中学生の親あるあるなんですかね?

傾向と対策は二人三脚で


そして、試験の前日。たまたま別の用事で娘ちゃんと本屋さんに立ち寄った時に、彼女は自分で、教科書準拠の傾向と対策みたいなドリルをみつけました。これ便利!というので、本人が必要と言う科目を全部その場で買って帰ると、一夜漬けでそれをやっていたようです。もっと早く買ってやるべきだった、と反省。結果に対してガミガミ言うばかりで、過程をこれまで自己責任といえば聞こえはいいけど、単に放置していたんだな、と。

3日間で8科目の試験が行われ、本人の感想を聞いた限りでは、そこそこできた科目もあれば、思いのほか上手く行かない科目もあったようですが。苦手科目の克服を頑張れば得意科目(?)がおろそかになり落とす、なかなかバランス良くまんべんなく勉強させることは難しいと改めて実感します。それと、夏休み明けの中学校との取り決めで、一部技能科目は事実上放棄しているので、当然受けていない授業のノート提出はできず、今回の試験期間中にみんなが提出する中ひとりだけ出せないということが何度かあったようです。その一方で前回は追いつけず出せなかったのを今回は追いつけた、というのもありました。

この数ヶ月で娘ちゃんのフィジカルのコンディションがずいぶん良くなって、前よりも、学習に取り組む、勉強できる体力がついてきましたね、と塾の先生からは昨日言われました。確かに夏前の頃から考えたら、よくここまで立て直せたものだと思います。ただそれは、本人の努力も多少はありますが、それ以上に、学校や塾の先生方の受け入れ体制だったり、ドクターやスクールカウンセラーさんの適切なアドバイスだったり、まわりの尽力の賜物です。焦る気持ちと闘いながらひとつずつひとつずつ、未来の可能性を残すために今はできることをやっていかなくてはなりません。今回の定期考査を通して学んだのは、具体的に計画を立てて、実行させていく大切さ。親子で話し合って、ここからは漢検と英検に順次取り組んでいくことにしたので、今度は一緒に計画を立てる、ということを少しずつやっていくことで、最終的には本人が自分でできるようになってくれるといいのですが。



好きが支えになる



学校に行きたくない!


気が付いたら11月も1/3が過ぎていました。子どもたちの行事ラッシュが一段落して、やっと落ち着くかと思いきや、息子くんの登校しぶりが激しくなり、毎朝が戦争状態!まず、家を出るまでに、行きたくないと固まっているのを説得。ママも学校まで一緒に来てくれるなら、ということで、坂道しかない通学路を付き添うのですが、家から大人の足だと15分ほどの距離なのに、ここでも牛歩戦術です。羊飼いになった気分であの手この手で釣って、やっとこさ、学校の門の前までたどり着いたら、そこでしゃがみこんで帰りたいと泣きだします。あるいは、無事になんとか学校の敷地内に入れても、昇降口までたどり着けずに、行かない!と駄々をこねるのです。親子で攻防戦を繰り広げているうちに、児童支援専任の先生が飛んできて、息子くんの気を紛らわそうと、学校で飼っているウサギを見るのにつきあってくださったりとか、泣いている隣にひたすら寄り添ってくださったりするのですが、なかなか上手くいきません。ある日などは、あとは任せてお母さんは帰っていただいていいですよ、と言われたので、私が帰ろうとしたら、その場でギャン泣きして、先生のことをバンバン叩くワ、蹴飛ばすワ。親の方が大恐縮です。結局、そうやっているうちに担任の先生も来られて、ベテランだけにうまーく本人の気をそらして、そのまま教室に連れて行かれるという日が続きました。

保育園に1日里帰り


特別、何が嫌なのかはわからないけれど、きっと小さなストレスの積み重ねが苦痛で、でもそれを言葉で誰かに伝えるにはまだボキャブラリーが足りなかったりするのかもね、とカウンセラーさんには言われたのですが、あまりに毎朝、児童支援専任の先生の手を煩わせ、担任の先生もクラスの他の子たちを一瞬待たせてでもうちの子のために余計な時間を遣わなくてはならないという事態が申し訳なく、そして、行きたくない、という息子くんの涙を見るのもせつなく。私は保育園時代の担任の先生に電話であらかじめ事情を説明してアポをとった上で、先日、放課後に保育園に彼を連れて行きました。「大きくなったね!」「背伸びたね!」「お兄ちゃんになったね!」保育園の先生方は大歓迎してくださり、息子くんはちょっぴりくすぐったそう。不思議なもので、つい半年前までここにいたのに、やっぱり年長さんとは全然顔や雰囲気が違うのです。元担任の先生は、今は1歳児組を受け持っていらっしゃるので、背中に小さい子をおんぶしながら、園庭でひたすら、息子くんとサッカーに興じてくださいました。そのうち日が暮れて、お部屋に入ってからも、特に多くを話すでもなく、のんびりと1歳児たちと遊ばせてくださって、息子くんも、普段は自分自身が下の子で、小さい子と接することに慣れていないから、ぎこちなさはあったものの、木のパズルなどで遊んだりして、少し気分転換をさせていただいたのでした。

父と息子の鉄博デート


私がそうやって息子くんの気持ちの切り替えを模索している頃、ダンナは息子くんとお風呂の中で男同士の約束をしていました。1週間、ぐずらずにちゃんと学校に行けたら、鉄道博物館に連れて行ってあげる、と。実はうちの息子くん、大人顔負けの鉄道オタクなのです。そんな彼にとっては鉄道博物館はディズニーリゾートよりも夢の国。まして鉄道博物館は以前にも行ったことがあるけれど、最近、拡張したとかで、新幹線のナントカ系が展示されているだのと情報を仕入れては、行きたい行きたいとせがんでいたので、鉄道博物館に行きたいその一心で、ここ1週間を頑張り抜いて、今日、晴れて、父親と電車で鉄博デートが叶ったのでした。ランチは駅弁、大宮-東京間だけとはいえ新幹線にも乗って、帰りには東京駅のプラレールショップでプラレールを買ってもらって。至福の1日を過ごせたようです。

ところで、今日は東京駅のイベントプラザで任天堂公式のマリオグッズの販売がされていて、長蛇の列をなしているのを、私も別件で近くを通ったので目にしていました。普段、家ではマリオ関連のゲームをいくつか夢中になってやっているので、さぞかし食いつくのだろうなぁと思ったのですが。あとでダンナに聞いたところ、見向きもせずに、プラレールショップにまっしぐらだったのだそうです。あぁ、この子にとっては、日々、どれほどゲームやYoutubeにのめりこんでいるように見えても、やっぱり鉄道の方が断然優先順位は高いのか、大好き、のレベルが違うのか、と意外な発見でした。この先、学習面とかで苦労することがあっても、この子は、電車という突き抜けているものがあるから、きっと大丈夫、と保育園で言われたのを改めてそうかもしれないと思えたのでした。


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プロフィール

真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

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