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ママだって泣きたいゾ!

子育ては毎日が戦争

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笑顔の裏側で

何年か前に、ACジャパンのCMで金子みすゞの『こだまでしょうか』という詩が使われていましたね。時々思うのです。親子の間もこれに似てるな、と。あるいは、合わせ鏡のようなものなのかもしれません。親が笑顔で受け止めてあげられる時は、娘ちゃんも比較的調子よくいられる、けれども、親が余裕を失くしてイライラしている時は、娘ちゃんも調子悪くなって動けなくなってしまう、不思議なものです。

今、週2回、英語・数学・国語の3科目を塾でお世話になっているのですが、もうかれこれ半月ほど、塾の授業には出られていません。わりと少人数で面倒見のいい塾ですし、小学校の頃から通っていて事情も承知いただいているため、通常の授業に出るのが難しければ、土曜日も開いていますから来てくれれば補習もしますよ、と言っていただいているのですが、学校に行かなくていい週末は家でゆっくりしていたいのに、あるいは自分のやりたいことをやりたいのに、塾で勉強させられるのは嫌なのでしょう、なかなか足が向きません。そうすると授業料は無駄になるし、ただでさえ学校の授業はきちんと出られないのだから、塾でフォローもできないと、学業の【基礎】となる部分が穴だらけになってしまう、ということで、基礎を怠れば大人になってからどういう結果になるのかを身に沁みている親は、どうしても小言のひとつやふたつ言いたくなります。

最近になって、娘ちゃんは学校で部活動に参加するようになりました。GW明けに入部届を出しながら、体調の兼ね合いもあってなかなか部活動に参加できず、定期考査が終わるまで幽霊部員だったのを、顧問の先生から、出ておいでと何度も声かけいただき、また小学校時代の同期の子にも誘っていただいたりしたおかげで、ようやく一歩踏み出したのです。学校全体では部活動が非常に盛んで、コンクールや大会などに参加して結果を残しているところも少なくないですが、彼女が選んだ美術部は、学校の中で、そこまで部活を頑張れない事情がある子でも、人とのつながりを持てる場という位置づけを持ったところです。一応、先輩・後輩の礼儀は守るよう言われる以外は、出席にもそんなにうるさくなく、自分のペースで活動をさせてもらえるので、意外と居心地がよかったようで、このまま部活が学校に行きたい理由のひとつになってくれることを願ってはいるのですが。

ある程度学校の授業に出て、部活に参加して、そのあと塾に行く、というのは、恐らく公立中学校の生徒たちの多くの生活パターンかと思われるものの、今の娘ちゃんにはそこまでの体力はありません。平日、塾の授業に出られなくなり、週末の補習も行かないと、仮に、来週にでも塾の授業に普通に出席しようとしても、もうみんなとの進度が離れ過ぎてしまって、恐らくついていけないだろう、という状態になってしまいました。小学校の時は冬期講習の時に、普段出られない分の穴埋めもできたのですが、中学校となると学習の難易度もボリュームも違いますし、夏季講習ではどんどん先に進む予定だそうで、ちゃんと出席したら、2学期への貯金はできるかもしれない、けれども、それ以前に、夏前にやったことがすっぽり抜けているのを取り返さないと、夏季講習の内容も理解できないだろう、と塾から言われてしまいました。自業自得ではあるのですが、学校の授業も出たり出なかったり、そして教科によっては、学校の先生の説明よりも塾の方が断然理解しやすかったりする、となると、このままでは将来に響きかねません。でも、こういう時に、いくらガミガミお説教したところで逆効果でしかないのです。本人は危機意識がないのですから。ついでに親から言われるのも恐らく鬱陶しいだけなのです。

そこで、近いうちに、本人と親と、塾の先生とで3者面談をしていただき、現状を本人に理解させ、その上で、ここまでの取り返しを夏の間にどうやっていくのか、本人が納得できるような計画を塾と本人とで立てる、というのを、親から塾にお願いしました。夏休みまであと少し。本人の体力が許す限り、学校に出来る限りいさせることで、まずは学校の中で自分の居場所を確保させることを優先して、夏休み後に不登校になってしまうリスクを少しでも軽減しておきたい、ただ、学業も、これまでに空白となってしまっているところを、きちんと埋めさせたい、そのためには本人が自分で勉強する意味を理解しないと、やらされてる感満載で何一つ身につかないでしょう。

目先しか見えていない本人よりも、親はもう少し先が見通せてしまうだけに、本当は親の方が不安や焦りで潰されそうになっていたり、苛立ちも相当なのですが、それを出してしまったら、せっかく今、部活という新しい楽しみに出逢って、あくまでも本人比では調子よく過ごせているのに、水を差しかねないと思うと、ぐっとこらえるしかありません。今は今しかないのだから、今しかできないことを目一杯取り組んでほしい、そういう意味では部活は大事にしてほしいことのひとつ。たかが偏差値のために犠牲にしてほしくはありません。とはいえ、【基礎】をないがしろにもできないのです。一生懸命勉強して、それでもテストの点数といったような結果にあらわれなかったとしても、それは本人の資質もあるでしょうから仕方ないですが、やる前から、やらないでいいよ、とは言えません。

子どもが毎日、学校に笑顔で楽しく通えるということは決して当たり前なんかじゃない、とってもありがたいことなんだ、って私は今、心から思います。でも、それは自分の子がこうなって初めて気づいたこと。学校に行けることが当たり前の時は、うちの子勉強しないから成績が…、とかママ同士のよくありがちな会話も、そうなんだよねーと思ったりしていたのですが、今は、成績が多少残念だって、何事もなく学校に通えるだけでもありがたいじゃない、病気で命の危険にさらされている子だっているんだから、と内心言いたくなったりもします。笑顔でかわしますけど。そういう意味では、少しだけ、私も、笑顔の裏側にある痛みや寂しさといったものを学んだのかもしれません。自分の言動は自分に返ってくるから、そして負の感情を出したら、さらにそれは強くなって戻ってきてしまうから、顔で笑って心で泣いて。それでも人間だから、やっぱりいつもいつも笑顔にはなれなくて、わが子にキツイ言葉をぶつけてしまう日も…。それに対するわが子のリアクションに結果的にさらに自分が苦しむことになるのですけど。世間の多数決的な意味での【普通】でいられない中での思いというのは、本当に、自分がそうなってみないとわからないので、周囲からの悪気はないけど傷つけられる何気ない言葉をいちいちまともに受け止めてしまったら、こっちがもちません。上手に受け流すことが今の自分の課題です。
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