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ママだって泣きたいゾ!

子育ては毎日が戦争

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試行錯誤の夏学習

あと10日ほどで、息子くんは人生初めての【夏休み】を迎えます。何故、人生初なのか、というと、保育園の夏休みというのは、親が自分の仕事の都合に合わせて休ませるだけで、全体でいつからいつはお休みですよ、という期間がないのです。なので、小学校に入って、みんなで一斉に長い期間お休みというのは初体験。

そんな夏休みを前にして、小学校の担任の先生と個人面談をしてきました。ひとり15分の枠なのですが、個人面談の予定表を見ると、うちの子のあとは、3人分枠が空欄になっていて、これはもしかして…??そういえば幼稚園教諭をしている友人も言っていましたっけ。親御さんと話したいことがいっぱいあるお家は、後の時間帯枠を空けておくか、順番を一番最後に設定すると。これって、そういうこと、ですよね…?

その予感は的中(笑)

以前、娘ちゃんがまだ低学年だった頃、個人面談で担任の先生の第一声は「お世辞にも授業を聞いているとは言えません」でした。一方、その弟の息子くんは、というと、「真面目で一生懸命、本当によく頑張っています。入学当初から比べたら、ものすごい成長したと思います。」とお褒めいただいたあとで、でも、本人比では確かにかなり伸びてはいても、小学1年生の基準として、学習面に於いて、ここまでは、というところに達していないところについてお伝えさせてください、と、ここから怒涛の課題オンパレードです

まずは国語。入学前は自分の名前さえも書けなかったので、上手・下手はさておき、ひらがなが書けるようになった喜びが大きく、書きたいという意欲はとても感じられます、と。たとえば、授業で、自分の宝物を紹介しよう、というのがあって、何故、それを宝物としたのか、を作文で書きなさい、というのに、彼はとにかく自分なりに伝えたい思いを、彼なりの字ではあるけれど、ちゃんと書いていました。それが書けなくて、涙ポロポロ流している子もいて、担任はそっちのフォローに必死で、うちの息子くんまで見きれなかったけれど、本人は特に担任にSOSすることなく一生懸命書いたそうです。書いたのは素晴らしい!けど、その字が読める字であったかどうかはまた別問題で、曲線の多いひらがなはやはり大苦戦…。そう、手先が上手く使えない彼は曲線を描くという作業は普通の子にとってよりも難しいことなのです。だから、夏休みに、毎日1行でいいから、日記を書かせてください、と。一応、宿題として絵日記1回分というのはあるのですが、それとは別に、「今日はパパと電車を見に行きました、楽しかったです」みたいな程度でいい、ドリルみたいにひたすら文字を書かせるのではなくて、彼が自分の経験や思いを文章で伝える、という形で、やらせてあげるのが今の彼にはいい勉強になるのだそうです。

教科書の文章を読む、ということも、息子くんにはなかなか高いハードルです。音読の宿題というのが毎日あって、お姉ちゃんはこれが嫌いでしょっちゅうサボっていましたが、彼はきちんとやろうとします。ただ、数行の短い文章だったら、ちゃんと読めても、長いストーリーとなるとお手上げ。どこを読んでいるかわからなくなってしまうのです。最近では、『大きなかぶ』を読む、というのがあったのですが、なにせ頭の中で、かぶをおじいさんがひっぱって、おじいさんをおばあさんがひっぱって、おばあさんをまごがひっぱって…と次々増えていくのが描けないから、同じような文章の繰り返しに、だんだん自分の頭の中で迷子になってしまう、という。一度、先生がお手製のリーディングトラッカーを貸してくださったことがあったのですが、これもイマイチ。そこで、夏休み中に、幼稚園児向けの薄いストーリーの絵本を、親子で何冊も一緒に読んでください、と。同じ話だと飽きてしまうし、覚えてしまうから、読む練習にならないということで、親子で夏読書です。

そして、問題は国語だけでなく算数も。足し算はまぁなんとか。ただし、これが本当に考え方を理解できている結果として、正しい答えにたどり着けているのか、あるいは単に覚えてしまっているのかの見極めが難しい時があるそうで、後期に繰り上がりの足し算が入ってくることを考えると、再度復習は必須。さらに引き算になると、完全にお手上げらしく、算数ブロックを操作させて目に見える形で教えても、まず操作の時点でつまずくし、出した答えも、もちろん間違っているのはいいとして、何故そう間違えたのかというのが想像もつかないような答えが出てくるから、これはもう1からというよりゼロから親が一緒に復習してあげないと、これまた繰り下がりの引き算となったら確実に置いていかれてしまうそうです。まずは算数ブロックでも、本人の好きなお菓子でも、目に見える形で示しながら、考え方からひとつひとつ確認して、ある程度理解できたら、ドリルなどでの反復練習で身につけさせてやらなくてはなりません。

ついでに音楽のリズム打ちが全くダメ。リズムがとれないから、体育の縄跳びもダメ。そこで、縄跳びの縄の部分がない、取っ手にちょこっと短いロープがついて、先にスポンジが結びつけられている、先生特製の「グルグル」というものを貸してくださり、これで二人羽織のように、一緒にリズムに合わせてトントンと跳んであげて、縄をまわしながら跳ぶという練習をしてあげてあげてください、と。

そう、小学校1年生のできないことのフォローはぜーんぶ「お母さんが一緒に」「お母さんが見てあげて」ばっかりなのです。世の中のお母さんたち、みんなそんなにわが子のフォローを完璧にできるものなのでしょうか…。不安を感じながらも、それでも、この夏休みをどう過ごすかが、今後、彼が一般級でついていくための鍵となることを思えば、やっていくしかありません。「できないことをいっぱいお伝えしてしまってすみません。それでも、お友だちには優しくできるし、お当番の仕事などもよく頑張ってて、だから、夏休み明けも学校楽しいって来てくれるといいなと思って、お願いするばかりで申し訳ないです」と担任の先生は大恐縮しながらおっしゃいましたが、私は逆に、本人のいいところや頑張った結果としての成長をちゃんと認めた上で、ひとつひとつの課題に対して、具体的な改善案を親に提示してくださったことをありがたいと思ったし、そこまで考えてくださっていることに感服しました。いざ、実際にやってみたら、やっぱりうまくいかない、とかそういうこともきっとあると思います。知らないことを学ぶ楽しさを本人が感じていけるようにするのには、どうしていったらいいのか、試行錯誤の夏休み。親も勉強です。
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