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明日への足跡

子育ては毎日が戦争

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新たな闘いの始まり



のび太の生まれた日


国民的アニメ『ドラえもん』にこんな場面があります。のび太くんが生まれた日、パパとママは生まれたばかりのわが子を間に、微笑みながら言うのです。パパに似たら運動神経抜群ね、ママに似たら成績優秀だね、と。わが子の将来に思いを馳せ期待を寄せるふたりを物陰から見ながら、「両方のダメなところが似ちゃったねー」と辛辣なことを言うドラえもん。生まれてくる時は、ただ無事に、元気に生まれてくることを願っていたはずなのに、そして生まれたばかりの時は純粋にバラ色の未来を夢見ていたはずなんですよね。

WISC-Ⅳ


今日、娘ちゃんの心理検査の結果を担当した臨床心理士さんから聞いてきました。
今回受けさせた検査はWISC-Ⅳというものです。結果の数値データはこちら。

kensa.jpg


細かい数値データひとつひとつの見方は割愛しますが、一般的な平均というか基準を100とするという前提で、臨床心理士さんからの話をざっくりまとめると、検査の結果、何もないところから自分で考えて答えを導くという力や、自分を客観視する能力が極端に欠如しているそうです。なまじ、限られた範囲の知識をインプットして、単純作業のような形でアウトプットする、という能力がある程度あるために、恐らく低学年の頃は学習にも支障がなく、特に問題が表面化しなかったのが、高学年になり、学習内容が、目からの情報や言葉を理解処理し推論する、「考える」ということに比重が置かれるようになったのが、無意識のうちに本人が持っている力以上の頑張りが負担となり、体調不良と言う形で、身体がSOSを発信したのではないか、と。また、だんだん、まわりと比べて自分はどうなのかというのを認知して、人との距離をとっていく年齢になって来た時に、本人が頭で思う自分像と、現実の自分像に乖離があるのに、それを本人が理解できないことから、学校生活を普通にこなすことが難しいのだと考えられる、とも。

何を残し、何を捨てるのか


検査結果を受けたあと、すぐにカウンセラーさんにコンタクトを取って、その足でカウンセリングも受けてきました。

今、2020年の大学入試改革に向けて、神奈川県の公立高校の入試問題は、「考える力」というのに重きを置いています。その顕著なものが、一部上位校で実施されている特性検査でしょう。ということは、この先、娘ちゃんが学校生活を送ろうとしても、学習面ではさらに追い詰められていく、つまり、完全に行けなくなる可能性が高い、ということを意味します。今日は臨床心理士さんからの説明だけでしたが、来月、ドクターの診察の時に、恐らくきちんと診断もおりれば、療育手帳の発行も受けられるだろうということだったので、ならば、いっそ一般級ではなく個別支援級への転籍を考えるべきか、いや、でも、ここまで、一般級で何の疑いもなく過ごしてきて、本人は自分の状況を客観視できないのに、今更、個別支援級への転籍を一方的に決めたらそれこそ大きな傷を残しかねません。それに、小学校の個別支援級と中学校の個別支援級は違い、進路選択の場面で、本人が望むような普通の受験をして普通に高校生活を送るというのは相当ハードルが高くなってしまいます。

できれば、本人が自分の意思で、自分の考えで、将来を決めてほしい、という思いが私は強かった為に、親がレールを敷いてしまうのではなく、あえて、中学受験率が高い環境でも、公立中学に進学させました。そして本人は今の学校を気に入っています。けれど、こんなことになるならば、やはり中学受験をさせて親が道をつけてやるべきだったのかとも思いました。実際、娘ちゃんは、何もないところから自分で収集した情報をもとに答えを導きだすという能力が極端に欠如しているそうなので、今後、進路を決める際には、親が夫婦できっちり話し合って、ある程度、誘導してやらないといけないようで。

ただ、こうなった以上、もはや普通に授業をこなして、出席と内申点をある程度確保して、というのは恐らく無理だろう、と。彼女にとって居心地のいい学校を親が一緒に探して、彼女の受け入れ先を探し、そして、彼女が将来どんな仕事をするかはわからないけれど、たぶん、今現在の彼女の希望は適性がないと思われるので、つぶしがきくように、というか、彼女に合う未来の可能性を出来る限り残してやれる道を考えてやる必要がありそうです。そのためには、学校と協議をした上で、すべては手にできないから、内申を捨ててでも、学校とのつながりだけを残せるようにするのか、あるいは…。正解なんてありません。

辛い結果、だけど、わかってよかった、でも、よく検査を受け入れましたね、とカウンセラーさんに言われました。だって、このまま何もわからないまま、ズルズルと過ごすことは誰のためにもならないでしょう、始めなきゃ始まらないのだから。とにかく、すぐに中学校の担任と、お世話になっている塾に面談の申し入れをします、と私は答えました。こんな時、涙なんか出ません。あまりにシビアな結果を聞いた時は言葉を失い、ズタズタになりながらもその場で取り乱さなかっただけ私も強くなったな、と。
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真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

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