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明日への足跡

子育ては毎日が戦争

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現実と親心の狭間で



スモールステップで


娘ちゃんの心理検査の結果を受けて一夜が明け、午前中に、学年主任同席のもと中学校の担任と約1時間ほど面談をしてきました。昨日の検査結果データを資料として事前に作成しておき、それをふまえてのカウンセラーさんとのやりとりや夏休みの様子などをお伝えして、来週から始まる2学期以降をどう過ごしていくのかという相談をしました。ただ相談をするだけなら担任だけで十分な気がするのですが、何故あえて学年主任も同席いただいたかというと、次年度以降にもわたる長期スパンで考える話のため、毎年担任が変わる中で、次年度以降も今の先生が担任であるとは限らないということ、そして、娘ちゃんの学校は学年団の先生方は原則持ち上がりなので、学年主任が理解してくださっていれば、担任が変わるとしても円滑に引き継ぎができるから、というのがカウンセラーさんのアドバイスだったのです。

今までは、親はやはり学校には行かせたいので、朝起こして、なんとか1時間目から登校させようとし、それでも動けないと、○時間目から行く、という本人の意思を確認して学校に電話で連絡して、その時間に送り届けて登校させる、もしくは、やっぱり動けないからお休みします、という日々でした。最初に慢性疲労症候群の診断が下りた時に、もうひとつ、起立性調節障害の疑いもあって、朝は極端に弱いのです。思えば小学校6年生の夏休み明けから、学校には行けたり行けなかったりなので、まともに毎日同じリズムで学校に通って生活する、ということをかれこれ1年できていないことになります。それを、2学期からは、毎日、4時間目から登校ということをデフォルトとし、とにかく、コンスタントに学校に来る、ということをひとつの目標にしましょう、と。当初、カウンセラーさんからの提案は5時間目(午後)からの登校でした。でも、担任はいたずらっぽい笑顔で言われるのです。4時間目からいたら、お弁当の時間をはさむから、みんなと一緒に食べて、昼休みに遊んだり、委員会活動に参加したり、クラスで飼っている動物(←カメetc.)の世話もできて楽しめるでしょ、と。そうして5時間目ないし6時間目まで授業受けて、部活もできそうならして、秋は午後に体育祭や文化祭準備の時間が多くあてられるから、このやり方ならみんなと一緒に行事にも参加できるでしょう。

リスクと天秤かけて



もちろんこのやり方にはデメリットもあります。たとえば、学科の授業というのは、前回からのつながりで、次回はこれをやる、というのがあるのですが、4時間目から登校としてしまうと、当然、出られない時間というのが出てくるから、授業がつながらなくなってしまう、ということ。もっとひどいのは、主に技能科目のように、週にコマ数が少ない科目だと、場合によってはほとんど参加できないため、課題をこなしきれないということがでてきます。そうなれば、評価(=のちの内申)は厳しいものになるのはやむをえないでしょう。でも、固定しなくたって、今までも結果的に授業を間引いているのだから、つながらないということは変わらないのです。ならば、今は、固定してあげることで、スモールステップでリズムを整えながら自信をつけさせてあげることが、未来につながるのではないか、と。そのつながらない授業のサポートというかフォローは塾にお願いせざるをえないので、それは、来週、塾との面談を予定しているので、そこでの話し合いになります。

神奈川県の公立高校にいく内申点は2年生以降だから、次年度からどうするかはまたその時考える必要はあります、けれども、このままでは高校に入れたとしても結局通えなければ意味はないわけで、まず今年度、あと2学期と3学期を過ごすにあたり、4時間目から毎日来ることができるようになって、それが3時間目からになり、2時間目からになりということがもしもできたら、その先に、高校に通う、ということが見えてくるのではないですか。誰でも凸凹はあってそれは一生本人がつきあっていかなきゃいけない、それは本人が気づいて、自分なりのつきあい方を学習していくわけですが、家にひきこもってしまうよりは、毎日、短い時間でもコンスタントにまわりと関わりながら過ごす中で、自分はこんなこともできるんだ、こういう風に勉強していったらいいんだ、という気づくきっかけにしてあげたい、と教員としては思います。

担任の先生の言葉が親としてはどれほどありがたかったことでしょう。息子くんの時もそうでしたが、現実を突きつけられた時に、あぁやっぱりそうだったのか、という得心だったり、ありのままを受け入れなくてはと思う一方で、それでも、世間一般の多数決な意味での【普通】にわが子が生きていく未来を当たり前のように考えていたのが、そうはいかないかもしれない、というのに対して、心のどこかで抗いたい思いもあるわけで。

今をどう生きるか


帰宅してから、どっと疲れが出て、数時間、ひたすら眠って、目が覚めたら、がさついてトゲトゲしていた気持ちが、いくらか穏やかに落ち着いているのを感じました。学校ときちんと話し合えたことで、私自身、この選択がベストではないかもしれないけれど、ベターだと納得できたのでしょう。娘ちゃんと昨日からのことを改めて話しました。そして、苦手というか、もともと能力的に難しいことを無理やり頑張って身体が悲鳴あげてしまうぐらいなら、得意なことをのばしてみない?と提案しました。彼女も自分の能力の凸凹を彼女なりに認知して、だからこの科目はどうしてもある程度以上できないんだ、逆にこの科目は点数とりやすいんだ、などということが腑に落ちたようです。具体的には、彼女の特性を一番活かしやすいのは、現時点では英語の学習です。私個人は英語がそこらへんの中学生よりもできなくて、かつて恩師が嘆いたぐらい苦手かつ嫌いだったのですが、娘ちゃんは英語はどちらかというと好きみたいですし、今の彼女には一番のばしやすい科目だと思われます。だから、どうせなら英検目指してみたらどう?お世話になっている塾でも受験できるよ?と話してみたら、前向きだったので、今すぐどうこうではないですが、これも選択肢のひとつかなぁと思っています。

親心としては、当然辛くないわけではありません。それでも、すべてを手にできないならば、最後に譲れないものって何だろうって考えたら、やはり娘ちゃんが彼女らしい笑顔でいられることと、そのために人とのつながりを残してあげたい、ということ。親のこうあるべきで彼女の心を壊したくはないし、壊してはいけないと思うのです。この検査結果は、娘ちゃんが今後、少しでも、今抱えている生きづらさを軽減するためのもの、ならば、親が勝手に思い描いていた通りの未来でないことを嘆いて涙する暇があったら、今、できることを一緒に考えていけるようにつとめてみようと思います。簡単ではないですけど。
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真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

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