FC2ブログ

明日への足跡

子育ては毎日が戦争

Entries

学習サポートをめぐる親の迷い



大きなかぶ?!


今朝も学校行きたくないモードにハマってしまった息子くん。「お姉ちゃんは朝も遅くて、帰りも早く帰ってきてずるい」「ボクは毎日ランドセル重いの我慢して学校までの坂道頑張って歩いてるのに、お姉ちゃんは車で送り迎えしてもらってずるい」そう主張する彼の言い分もごもっともで母は反論に困ります。最近までは「お姉ちゃんは電池切れだから」と説明すればそれで納得してくれていたのですが、だんだん知恵がついてきて、「ボクだって電池切れなのに!」と言い返してもきます。それでも学校まで親が付き添えば、渋々とはいえちゃんと歩いてくれるので、今朝も一緒に通学路を歩きながら、この週末にはどんぐりや松ぼっくりを拾いに行こうか、などと他愛のない話をしていて、少し笑顔も見られたのですが。

学校の門をくぐり、昇降口の近くまで行ったところで、その場にしゃがみこんで、「帰りたい」と泣きだします。たまたまそこに4年生の担任の先生が通りかかって、「一緒に教室まで連れていきましょうか?」と声をかけてくださったのですが、普段、接点がない先生だったので、息子くんは断固拒否。お次は校長先生が通りかかり、優しい笑顔で「おはよう、どうしたの?」と頭をなでてくださったのですが、こちらも息子くんは石になったまま。お忙しかったのか、校長先生は慌ただしく去って行かれましたが、そのあと、先ほどの4年生の先生か校長先生が職員室に伝えてくださったのでしょう、児童支援専任の先生が出てきて、息子くんを説得し始めます。この先生は普段、TTとして授業を見てくださったりもしている先生で、息子くんもわりと好きな先生なのですが、説得は難航。「担任を呼んできますね」といったん離れた隙に、今度は副校長先生と養護の先生が近寄ってきて、小雨がぱらつく中でしゃがんでいたら風邪ひいちゃうから、とにかく屋根の下にいらっしゃい、となんとか昇降口まで誘導して再度説得。そこに戻ってきた児童支援専任の先生と、担任の先生も加わって、なんだか『大きなかぶ』状態です(苦笑)結局、担任の先生が上手く本人をのせてくださって、ふわふわーっと教室に連れて行き、親には、とりあえず大丈夫だから任せてくださいと目で合図してくださったので、こちらもその場で一礼だけしてお預けしてきました。

理解があればそれでいいのか


さて。先日からLITALICOや個別指導塾といった学習サポートのお試しをさせてきたわけですが、昨日は、こちらもスクールカウンセラーさんからの提案で、学研の教室を体験してきました。自宅からは車で10分少々、近隣小学校の学区域内にある一軒家のようなところが教室になっていて、そこに約7人ほどのスタッフさんがいる状態で、幼稚園から小学校高学年ぐらいまでのお子さんたちが勉強を見てもらっているようなのですが。ここの大きな特徴は、教室長さんが発達障害の子に対する知識や理解があり、そういうお子さんの受け入れに慣れている、ということ。実際、最初の電話の時に、IQなど突っ込んだことを聞かれましたし、検査結果があれば持ってきてください、とも言われました。そして、いきなりお試しではなくて、まず普通に座ってお勉強できるかどうかとか、現状の学力がどの程度あるかを見せてもらった上で、受け入れられそうだったら、お試しをして、それから続けるか決めてください、ということでした。

そこで、昨日はまず、ひらがなや簡単な漢字を書いたり、算数の足し算・引き算など習った範囲での計算問題を解いたりというのを見ていただいたのですが。本人は、昼間の運動会の練習疲れもあってか、姿勢はグダグダ、鉛筆もちゃんと持てるのにわざといい加減な持ち方をしたり、およそやる気の欠片もない態度です。その都度、先生はきちんとたしなめるところはピシリとたしなめて、教えることはきっちり教える、できたところは褒める、そういうのはお上手だなと思ったのですが、肝心の本人との相性はあまりいいとは…。そのあと、親と先生がお話した時に、うーん、と思ってしまったのが、確かに、発達障害というものに対する知識や理解はお持ちなんです。が、なんというか親の感情の機微にはちょっと疎いのかな、という印象がありました。子どもの程度や出方もその子その子で異なれば、親の考え方もいろいろだと思うのですが、発達障害だから、勉強には普通にはついていけなくなって当然、一般級スタートしても支援級に行くのは時間の問題、だから自立のために必要な勉強を優先的にさせるべき、という道が決めつけられてしまうのが、私はちょっと受け入れがたかったのです。


答えは他にもあるかもしれない


昨日、家に戻ってから、私は主人にこれまでのトライアルの結果を振り返りながら、こう言いました。

「このまま一般級で過ごさせるとしたら、本当に今すぐ、学習サポートつけてやらないと無理なのかな?」

学校の宿題を今は親が見ていますが、私も一応仕事をしている身ですし、上の子のサポートもあって、きちんと見切れていないところはあると思います。だからこそ学習サポートが必要だろうと思って、お試しをしてみたわけですが、どこもなんだか違う気がして。私自身、人の好き・嫌いが結構あって、自分が安心してわが子を託せる先生に、というのが強いせいもあるかもしれません。実際、娘ちゃんの塾の先生方を私は心から信頼してお任せしていますし、娘ちゃん自身も、その塾の環境が気に入っています。そこに通うことを本人が楽しいと思えないなら、苦痛だと感じるなら、まだ小学1年生のうちからそこまで負荷をかけて勉強嫌いにするのもどうなんだろうと私は思ってしまうのです。4年生になるタイミングまで待てば、今、娘ちゃんをお願いしている塾で受け入れていただくことができます。それまでの2年半をどうつないでいけばいいのか。

とはいえ、私たち親は学校の授業中、どの程度ついていけているのかをきちんと把握できているわけではありません。そこはやはり、実際、見ている担任の先生なり、TTで入ってくださっている児童支援専任の先生のご意見も伺った上で判断すべきでしょう。そんなことを今朝、息子くんが教室に連れ去られたあと、副校長先生とも少しお話しました。すると、今、支援級に転籍させるとか、あるいは、塾に行かせるとか、そういう極端な選択肢だけではなくて、学校でできるサポートもあると思います、と言われました。具体的には『取り出し』といって、一般級に在籍のまま、ついていくのが困難な科目だけ、ひとり別室に移して、マンツーマンで先生が指導するという手があるそうです。数年後には合併が決まっているほど小さい規模の学校で、先生の人手だって決して余剰があるはずではないのに、そこまで手厚い支援を提案してくださったことを素直にありがたいと思いました。副校長先生は、直接自分が教室での学習状況を見ているわけではないから、やはりそこは担任や児童支援専任の意見を聞いてほしい、その上で、息子くん本人が安心して過ごせる環境をととのえるにはどうしたらいいのかを、一緒に相談しませんか、と。とりあえず運動会まであと1週間という状況では先生方もガタガタ落ち着かないでしょうから、それが終わって落ち着いてからでも、改めて考えてみるつもりです。

検査結果という現実を突きつけられるのは親にとってはキツイことですが、こうして、じゃぁどうすることが本人のためなのかを学校と親が一緒に考えられる、という意味では、やはり、検査を受けさせておいてよかったなと思う朝でした。


スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

広告

最新記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR