FC2ブログ

明日への足跡

子育ては毎日が戦争

Entries

PTA役員を完走した今思うこと



終わりよければすべてよし?



今日は中学校で今年度最後のPTA実行委員会でした。実行委員会というのは、学校の管理職の先生方および、PTA会長以下本部役員さんたちと、PTAの各委員会の3役と呼ばれる委員長・副委員長で構成されるのですが、毎月、第一土曜日の午前中に行われていたので、いつも仕事とぶつかっては、学校まで車で行き、実行委員会が終わると、車を駅近くのスーパーの駐車場に置いて、電車に飛び乗り、夕方まで仕事、といった感じで、仕事との両立が本当に大変で、この実行委員会は憂鬱でした。なのに、不思議なものですね。いざ、最後となると、4月に最初の実行委員会の時は、ほとんどの人はクジ引きで3役を引いてしまったことに、茫然自失だったり、不安でいっぱいな顔だったのが、みんな、迷いながら戸惑いながら必死に1年間を乗り越えてきて、「最初な毎日泣いたけどいい経験させてもらった」と笑顔で言えるまでになる、そのあたたかさに、もう絶対やるもんかと決めているはずの思いがぐらつくほど。

でも、報道でもさんざん言われているように、PTAの在り方は決して綺麗事ではいきません。先月、小学校でもPTA実行委員会に出席しました。普通に活動報告などいつもの議事進行のあと、先生方が一斉にはずされ、そこから、今年度の反省や次年度に向けての課題を、各委員会からあげてくださいという話し合いが始まりました。

すると。まぁ出るワ出るワ!PTA活動への不平不満の嵐!!


PTAの逃げ得なんて許せない?!



まず、口火を切ったのは推薦委員長さんでした。推薦委員というのは、次年度の本部役員および校外委員の選出を行う人たちです。本部役員や校外委員が全部立候補ですんなり決まればいいのですが、このご時世、そううまくはいきません。そうすると、推薦委員さんが電話をかけて、やってもらえませんかとお願いするのがメインになったりするわけで。そんな推薦委員さん十数名を束ねるは、委員長3年目というベテランママさん。その方がややお怒り気味にこんなことを話していました。

うちの学校のPTA役員は原則として子どもひとりにつき1回、何かしらやらなくてはなりません。ただし、本部役員を引き受けた場合には1回で3回分のカウントとする、という特典があります。そうすると、こういう言い方はどうかと思いますが、いわゆる、使い物にならない人、というのも1回はPTA役員をやってもらわないといけなくなるわけで、そんな人をベテラン委員長である推薦さんが引き取ってほしい、と管理職の先生から言われたそうです。ところが、その人は、仕事を理由に定例会には一切出てきませんでした。委員長さんを筆頭に、仕事しながらPTA役員を引き受けている人は複数いて、みんな、自分の職場に頭下げて時間をやりくりして定例会に出ているのに、なんであの人は出ないのよと非難轟々なのに対し、推薦委員の仕事は電話をかけまくるのがメインと言われたから推薦になっただけ、という態度だったそうです。また、推薦委員として、各家庭に電話で次年度の本部役員をお願いできませんかと依頼すると、個人情報にやかましい時代ゆえに、どこからその情報を手に入れたんだと逆ギレされたり、悪の手先であるかのごとく責められたりしたこともあったそうです。推薦委員さんたちだって一保護者でしかないのに。

そんな怒りのコメントを皮切りに、どこの委員会でも、委員長さんたち自身も仕事との両立で苦労しているのに、仕事を理由にPTAの委員を引き受けるだけ引き受けて、定例会には一切出ずに子どもひとりにつき1回のノルマとしてカウントされる人たちへの不満や、どんな手を使ってでも逃げ切ってみせる!という態度の人たちに対する怒りが噴出しました。たとえばシングルだから、とか、介護をしているから、あるいはフルタイムで仕事をしていて激務だから、といったように、このご時世、みんな何かしら【事情】があって、それをどこまで【配慮】すべきなのか。逆にその【配慮】を悪用して、【できない】のではなく【やりたくない】から、やらない言い訳に使う人もいる、と。それをいちいち認めていたらPTA役員なんてなり手がいなくなる!という声もあがりました。

PTA役員が敬遠される大きな理由のひとつとして、時間の自由がない!ということがよく言われます。PTAの会合は、原則、毎月1回、学校で授業が行われている平日昼間に行われるのが一般的です。私は年度初めの段階で、委員の皆さんに、定例会をやる場合は、実行委員会がある日の朝9時からスタートで、なるべく1時間以内とさせてほしいとお願いし、あえて集まる必要がない時は定例会は行わず、なるべくLINEで済むことはそうしましょうという方針にさせていただいていました。

が、中学校のPTAでは普通に半日だらだら拘束されるのが当たり前でしたし、実行委員会は小学校は平日10時半からという中途半端な時間、中学校は土曜日の朝10時からでした。仕事している人にとっては定例会や実行委員会で平日真昼間に拘束されることがたまらなく苦痛だというのは私も同感です。(もっとも私は職業柄、土曜日の実行委員会の方が負担だったのですが…。)特に実行委員会なんて、毎度、集まる必要性ってあるのかな?と思っていました。それこそSkypeやチャットを使って電子会議みたいなのでもいいじゃないか、という意見もありましたし、そうするとPC環境などがない人はどうするんだという反論もありました。

実際、2年続けてPTA役員をやってみて思ったのは、通常、各委員会に教職員の方が担当として配置はされても、普段の定例会に参加されることはまずない(そもそも小学校では先生方は授業中なので当たり前ですね)ので、定例会の時間と場所を、学校内でと限定しないで、地域の自治会館みたいなところをお借りするなどして、平日の夜や週末にというのも確かにありなのかなぁと。ただ、その場合は、場所をお借りしたりするのに発生する費用はどうするんだという問題はあるかもしれませんが、地域によってはマンションの無料多目的スペースなどを使えるところもあるでしょう。毎月、定例会のたびに、職場に頭を下げてというのは負担が大きく、本来なら子どもの体調不良などの時のために年休をとっておきたいのにという不満をいくらか軽減できると思うのです。自分の子どもの居場所を大切にしたい、という気持ちは持っている親御さん、少なくないはずです。難しいかもしれないけれど、ひとりひとりが参加しやすい環境が整ったら、もう少しマシなのかなと。

私がPTAをやれる理由



あとは感謝の気持ちかな…。できるからやってるんでしょとか言われると、私だって無理している時いっぱいあるのに、とムッとしましたし、アナタが気づいていない・知らないだけで、アナタのお子さんだってPTA役員たちの働きにお世話になってますよね?それでも、絶対やりたくないからやーらないっ、そんなのに時間も労力も使いたくないもんね!なんてやられた日には、ふざけるなと言いたくもなるでしょう。大変なのはみんな同じなんです。

私も今年度、小学校と中学校それぞれで3役を経験させていただいて、この時間、わが子のために使ってあげたいと思ったことも、自分の仕事への支障に苦しんだこともありました。自分のキャパオーバーで体調を崩したりもしました。そんな時に支えだったのは、発達障害を持つわが子たちを諦めずに一生懸命指導してくださる先生方への感謝だったり、様々な事情を乗り越えて引き受けてくれている人たちへの感謝。私ができることを出来る限り一生懸命やることが少しでも恩返しになればという思いでした。子どもたちをみんなで育てる・みんなで見守っていく、みんなで成長を喜ぶ、そういう思いが広がって行けたら、もう少しPTA活動に対してポジティブにとらえられるのではないかと。実際、実行委員会で話を聞いていたりすると、学校の先生方は本当にブラック企業顔負けの仕事ぶりです。余計なお世話かもしれませんが、ご自身の家庭は大丈夫なんですか?と心配になるほど、先生方は子どもたちのために頑張ってくださっていて、だけど、やることは本当に多くて、保護者の協力・連携といったものがやはり必要なんだろうなと思います。学校になんでもかんでもやってもらって当たり前、そして、みんなわが子が一番大事、そんな風な親ばかりになってしまったら、子どもたちの将来がちょっと心配です。次年度以降、私が再びPTA役員を引き受けるかどうかは、今はまだ、なんとも言えません。が、少なくともこの1年、こんな形で子どもたちのそばにいてやれたから、私はやってよかった、と思っていますし、この先、ご縁があってもなくても、先生方へ、あるいは様々な事情を抱えながらも引き受けて頑張ってくださっている方たちへの感謝は忘れずにいられたら、と。
スポンサーサイト

Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

左サイドMenu

プロフィール

真白

Author:真白
横浜市在住、発達障害の小1男子と、慢性疲労症候群の中1女子を抱える母です。

広告

最新記事

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

右サイドメニュー

検索フォーム

QRコード

QR