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ママだって泣きたいゾ!

子育ては毎日が戦争

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諦めがつかない未来予想図



発達障害であることは事実だけど



娘ちゃんの検査結果を臨床心理士さんから聞かされて早1ヶ月。今日は主治医による診察の日でした。総合診療科はいつものごとく、軽い問診のあと、鎮痛剤を処方しておしまい。余談ですが、頓服薬は診療点数の関係でいつも14回分がMAXなので、時々、切らしてしまうことがあり、そういった時に、市販のイブプロフェンだと15歳未満は服用できないとあるけれどどうなのか、と聞いてみたら、病院で処方されるものと違って余計なものが混ざってるから、むしろ効き目が弱いぐらいで、もう身体自体は大人と変わらないから13歳でも普通にピンチヒッターとして代用していいよ、とあっさり言われました。そんなものなのですね。

そして、総合診療科を終えたら問題の児童思春期精神科。先に本人だけがドクターとの診察に入ったあと、今度は本人が退出して親と交代です。

夏に受けた検査、WISC-Ⅳの結果、やはり発達というか能力の凸凹がかなりあるので、発達障害とみなしていいでしょう、とのことでした。ただし、自閉スペクトラム症やADHDといったような診断名をを断定できない難しいケース、なのだそうです。この検査結果を受けて、学校は4時間目以降の登校をデフォルトとした、ということに対しては、また思いきった決断ですけど、英断でしたね、と言われました。「本人は明るく楽しんでる感じがあって、だからこそ、どうなのかな、本当は医者目線ならやっぱり支援級に移してあげた方がいいとは思いますが、見た目、普通の子にしか見えないし、ここまでずっと一般級でやってきて、本人はプライドもあるだろうし、納得しないですよね」とドクターは思案顔。

無情に砕かれた希望



あの子、行きたい学校があるんです、と私が言いました。学校見学で訪れた私立A高校の雰囲気が気に入って、もちろん難しいことはわかっていて、もし届かないようであれば私立G高校行きたいって、支援級に転籍させてしまうと、それを目指すこともハードルが上がってしまうことを考えると、本人に傷を残しかねないから、それはちょっと…と私が難色を示すと、それ以前に、A高校は健常児でも普通に憧れるようなハイレベルだし、G高校だって相当レベル高いのに、とドクターは絶句。こういうお子さんの進路としては、レベルの高い養護学校か通信制のサポート校でしょうね、と。だから本人にとってはキツイことだろうけれど、等身大の自分を受け入れさせることが親御さんのつとめです、あるいは、本人が納得してくれないなら、もう行きつくところまで、試験受ければおのずと判定は出るわけですから、受けるだけ受けさせるしかないでしょうけれどね、という厳しい現実に私は何も言えませんでした。さすがにドクターからも本人にはストレートには伝えなかったそうです。ただ、検査の結果、学習面ではちょっと難しい壁にぶつかることが多いかもしれないよ、といった程度にとどめたとか。養護学校に入れるのであれば、療育手帳の交付が必須だから、進路のことを考えたら受けておいたらいいと思いますけどね、と言われるドクターの言葉に、何もわからないうちに親の手続きだけで交付できた下の子とは事情が違うだけに、私はその場で首を縦に振ることはできませんでした。

「いずれにしても、中学校にいるうちに、本人が劇的に回復する可能性はほぼないと思ってください。そうなると普通に登校できるようになるのは見込めないだろうし、今現在でも発達障害のお子さんふたり抱えて、そのサポートで親御さんは大変なのに、これがずっと続く、あるいはもっと大変になっていく、その時に、親御さん自身が折れない手だてを考えないと、支えきれなくなってしまいます。それだけの覚悟は大丈夫ですか?」日中はほとんど子どもたちのサポートに追われて、自分のための時間なんてないのはもちろん、自営でやっている仕事もままならず、そちらへの影響が深刻な状況で、ここ数日、疲れ果てていたところに、ドクターからの言葉は追い打ちでした。仕事やめたら楽になれるのかな、と一瞬頭をよぎりました。でも、多少のしがらみもありますし、それに自分が子どもの立場だったら、自分のために親が大事にしている仕事を手放したと知ったらどう感じるのでしょう。嬉しいとは思えない気がするのです。

受け入れきれない親心



人並に全日制で本人に合った環境を探してあげたくて、学校見学をしていました。通信制のサポート校や、本人が望めば高卒認定試験だってあることはわかっています。わかっていますが、私はやっぱり学校という場で仲間と過ごす時間というものを願わずにはいられないのです。友だちと他愛ない話に笑い転げたり、行事を一緒に作りあげたり、部活動で絆を深めたり、そんな学生生活を、私自身が送りたかったけど、いろいろあって叶わなかったから…。わが子には【普通の】青春を過ごしてほしい、その思いが強かったのです。だからこそ、そのために自分を後回しにしてでも、サポートを頑張れるのです。結局、学校生活というものに執着して、諦めきれないのは私自身なのかもしれません。

帰宅してから、何も知らずに「評価に響くからやらないと!」と騒ぎながら、せっせと提出ノルマが課せられているワークブックをこなしている姿を見たら、私はドクターから言われた現実なんてとても本人に言えませんでした。自分を客観視できないからとはいえ、無邪気に将来の夢を語るわが子に、等身大のアナタは発達障害児だから普通にみんなと同じような将来を夢見ても無駄だなんてとても言えません。言えないけれど、限りなくゼロに近いかもしれない可能性のために負荷をかけて、その結果、取り返しがつかないことになってしまったとしたら…。親としてわが子にしてやりたいこと、してやれること、してやれないこと。ここでの選択は息子くんにも影響することなので慎重に考えていかなくてはなりません。子どもは親を選べない以上、せめて、私たちの子でよかったと思ってもらえるように…。


遠くに微かに見える希望の光



運命の出逢い



先週、私立A高校に恋して、他の学校はすべて霞んでしまった娘ちゃん。いろいろな学校を見て、何度も足を運んで、それから決めたらいいよと塾の先生からのアドバイスを得て、今日は私立2校の文化祭を見てきました。

実は今日まわった2校は、名前だけはかなり以前から知っていたものの、私にとっては盲点でした。というのも、意外と近いのに遠くに感じてしまうような条件の立地だったからです。最初に訪れた私立G高校は、私の古い友人からの紹介でした。A高校が好き、ということは、明るく開放的で、The学校なイメージがない雰囲気のところがいいということかもしれないから、この学校はどうかな?と教えてくれたのです。

そこは敷地がゆったりしていて、その中に、ハウステンボスのような可愛らしい建物(校舎)が点在していました。時々すれ違う生徒さんたちがどう見ても部外者の私たちに「こんにちは」とご挨拶してくれるので、ここの生徒さんはみんな礼儀正しくて感じがいいね、と娘ちゃんは言っていました。制服がいくつかのバージョンから選べて、どれも可愛いというのも、オシャレさんな彼女には好ポイントだったようです。建物の中に入ると、いきなり、ここは何?!と驚くような、ホールというか多目的スペースというか、とにかく学校には普通ないよねと思うような空間があって、娘ちゃんの目が輝きます。全体的に校舎内も非常にキレイで、図書室やパソコンルーム?の設備も立派。「この学校面白い!私、ここ好き!!」 一方、2校目に訪れたのは、そこから直線距離だと10kmもないぐらいの私立H高校。これも写真で外観を見た感じでは悪くないかなと思ったのですが。中に入ると、いかめしいというか、閉鎖的なうす暗く重たい感じが、圧迫感だったのでしょう。ほんのちょっと、1フロアをさーっと見ただけで、もういい、無理とそっぽ向いてしまいました。

単願・併願がこんなにも難しいなんて!



中間考査まであと2週間ということで、日曜日にも関わらず、今日は夕方から塾でテスト対策講座があったため、早速、娘ちゃんは先生にG高校の感想を話して、自分から、この学校の単願・併願推薦の基準等情報開示をしていただいたそうです。親も見せていただいたのですが…。
・5科目もしくは9科目でオール4相当が必須
・3年時9教科中ひとつでも「2」以下は不可
・3年時欠席10日以内(遅刻・早退は3回で欠席1日とする)
って、こんなのどうやっても無理だわ!という状態。さらに、以下の条件があれば内申点に加点されるとなっていたのが
・英検もしくは漢検準2級以上
・生徒会役員、部長、部活3年間継続
これがクリアできるぐらいなら、ここよりさらにレベルが高いA高校も普通に受かるよね…と思ってしまいました。学校同士のやりとりで進学させようとするなら、こんなにもハードルは高いものなのかと、私は自分がその経験をしていないので衝撃でしたね。自分の高校時代にも、単願で入ってきた、とかいう子もいましたけど、こんな厳しい条件をくぐり抜けていたのかと今更ながら尊敬してしまったりもして(苦笑) オープンで戦わせるとなると本人の負荷が大きすぎるから、なるべくなら、本人の納得する学校に単願で入れてあげた方が、とカウンセラーさんには言われているのですが、その単願を通すための条件を揃えることが相当困難なようです。

今をつないだ先に待つ未来



でも、あとでこの学校を紹介してくれた友人が教えてくれました。一般でオープン受験の場合、受験科目は3科目だけだし、倍率も1倍ちょっと、家庭環境や親のことも見ているからそこまで入りづらくはないかもしれないよ、と。何故友人がこの学校を紹介してくれたのかというと、彼女の知り合いが、やはり発達特性を持っていて、そんな子だったけれど、この学校ならと当人が気に入って通っていたのだとか。確かに、わりとグローバルな環境でしたし、なんとなく受け入れてもらえそうな気もしました。

学校見学に行ってから、娘ちゃんは勉強に対しての意欲というか取り組みが明らかに変わりました。塾の先生が、本人比では体調も悪くないみたいだし、内容もしっかり頭に入っていい感じですよ、と言われるので、これがいつまで続くことやらと苦笑いしたら、むしろ、ずっと同じテンションでい続ける方が人間苦しくなるから、そうではなくて、こうやってスイッチが入った時にガッといけるなら、その方が希望が見える気がするんですけどね、と穏やかな笑顔で言われました。学校に直接足を運んでみることの意義も本人は実感しているようですし、気に入った学校をもっと知りたいと思えば、自分でネットで口コミを見たりなど彼女なりの情報収集もしているようです。中学校を卒業した先の未来を具体的に思い描くことで、本人のエネルギーになってくれるといいのですが。


LITALICOを体験してきたゾ



サポート体制を求めて



今月に入ってから息子くんが登校しぶり気味です。担任の先生を始め、周囲の理解や配慮は十分にいただいているので、いざ、学校に行ってしまえばそれなりに楽しく過ごしているようなのですが、朝、靴を履いてランドセルを背負って玄関を出る、というところで、固まってしまい、行きたくないと泣きべその日も。もしかしたら、決まりきったことの繰り返しは問題なくても、初めてのことやイレギュラーなことへの対応というのがあまり得意ではない子なので、運動会の準備も始まって、そもそも運動会自体が初めてのこと(←お姉ちゃんのを見に来ていても砂場で遊んでいたから覚えていないのでは)ですし、ワクワクな反面、なんとなく本人の中で落ち着いて過ごせないけど、まだ1年生でそういうのをきちんと自覚して訴えることができないのかもしれませんね、とカウンセラーさんには言われました。とりあえず、今は本人の無理のないように様子を見ながら、しばらくは、朝、学校の門のところまで付き添い登校をしたり、学習サポートを探していくことにしました。

そんなわけで、学習サポートの候補としてLITALICO (リタリコ)の体験に行ってきました!ここはいわば民間経営の療育みたいな感じでしょうか。主に発達障害や学習障害の子に特化した学習サポートや放課後デイなどもやっているようです。たまたまダンナがインターネット広告でみつけて、体験を申し込んだのですが。私は塾などの体験というのは無料というイメージがあったのに、まずは体験が1回1万円と言われてちょっと驚きました。あらかじめ電話で細かいリサーチがあり、たとえば、これまでに発達検査は受けているのか、診断はおりているのか、今現在、具体的にどういうところが困っているか、心配か、本人はどういうものに関心があるか、好きか、などなど。


オンリーワンのプログラム


当日、担当指導員さんとして現れたのは20代前半の可愛らしい感じの方でした。いただいた名刺には、小学校教諭免許の他に特別支援学校教諭免許が記載されていました。小さなブースに案内されて、親はそこで子どもの様子をモニターさせていただくことができ、子どもは指導員さんとふたりだけで別室にてお勉強です。まずは指導員さんと息子くんがお互いに自己紹介。そのあとは、算数の足し算や引き算のプリントをやりながら、視認性や理解力を確認されていたようです。それを見ているうちに、あれれ?と思ったのが、できないはずの引き算がちゃんとできてる!いつの間に…(笑) この時、時間が19時をまわっていたため、疲れもあって、姿勢はグダグダですが、一応、真面目に取り組んではいる様子でした。そのあと、『ノラネコぐんだん きしゃぽっぽ』という絵本の音読です。これも本来はとっても苦手なはず。というのも、息子くんは長いストーリーだと自分がどこを読んでいるかわからなくなってしまうのです。なのに、これもリーディングトラッカーがわりの厚紙を器用に操作しながら、きちんと読めていました。学校の音読の宿題はできないのに何故?!絵本をきちんと1冊読み切ったこともビックリだったのですが、そのあとさらに驚いたのが、このお話ってどういうお話だったっけ?という振り返りで、まずノラネコが何匹いて、何に乗りこんで、そこで何をして、その結果どういうことになって、というストーリー展開をちゃんと順を追ってたどって答えられていたのです。確かにこの絵本、とっても面白い話というか、次はどうなるんだろうと展開がワクワクできるものではあったと思うのですが、なんというか食い付きがいいのです。

そんなこんなであっという間に50分のお勉強時間は過ぎまして。今度は親と指導員さんの面談。そこで、今回の授業内容が、事前の電話リサーチをもとに、息子くんの興味をひきやすいように、理解しやすいように、いろいろと工夫がほどかされていた種明かしをされます。そう、ここの最大の特徴は、その子のためのオンリーワンプログラムというところなのです。発達障害、といっても、ひとりひとりその出方も状況も違います。その子の得意・不得意といった特性に合わせたプログラムを組んで、毎週1回1時間を半年間かけて、今後につなげるための授業というか、その子の困っていることをいかに軽減できるよう改善してあげるか、というのが、今回体験させていただいた特化コースというものなのでした。指導してくださる方も毎度違う方だと子どもが混乱したり、空気感が合わなかったりとかいうこともあるので、必ず担当制で、学校との連携に使うための資料なども用意してくださるという至れり尽くせり、かゆいところに手が届くようなコースのお月謝が約6万弱。それに入塾金など合わせると、初期投資が大体10万円弱といった高額にも関わらず、人気があるのは、やはりその完璧に行き届いた、わが子のためのプログラムというところが大きい気がします。


私の答え


じゃぁ、ここに通わせますか?ということになるのですが。たとえば授業中にじっとしていられずどこかに行ってしまうとか、集団での中で一緒に活動するのが難しいというお子さんや、あるいは、わが子が発達障害と言われて学校と連携しなくてはと頭ではわかっていても自分では何をどうしていいかもわからない、スクールカウンセラーさんも機能していない、というようなケースならば、手厚くその子の状況に合ったフォローをしてあげられるのでいい環境だと思います。ここまできめ細かく完璧なプログラムを用意してくれるところはなかなかないでしょう。そういう意味では、確かに高額なお月謝も妥当かなという感じはあります。ただ、我が家の場合。今のところ、息子くんは理解度がみんなよりゆっくりなだけで、本当にそれ以外は、担任の先生も、他の親御さんたちにも、発達障害だと言われなければわからないし、言われても、1年生でお勉強があまり得意ではない子なんて普通にいるから、その程度にしか見えないと言われてしまうような感じの子ですし、スクールカウンセラーさんが親や学校にその都度適切なアドバイスをしてくださっています。そして、私自身も、娘ちゃんのおかげで自分で学校とやりとりをしてということに慣れてしまっているために、わざわざ学校に伝えるためのツールを用意していただかなくても、自分でできてしまうというのあり、そこまでのケアが必要かな?という迷いがあります。

今はまだ学年が低いから、集団の中での困り度が薄くて、学年が上がったら困り度も厚くなっていくのを考慮して、この薄いうちに手を打ちましょう、という考えには同意なのですが、週1回、完璧なケア状態で半年過ごすよりは、私としては、授業の補習的な、反復練習を週2回とか3回やらせながら、本人の習熟ペースで学習を進めていける環境が年単位であったらいいなぁというのを求めているので、そういう意味では、今の私たちのニーズとはちょっと異なるかな、という感じです。でも本当にあのプログラムの素晴らしさは認めます。わが子のことを案じながらも誰にも相談できなくて立ち尽くしているお母さんには、心強いサポートになると思います。たった1時間の体験ですが、私も息子くんに対して新たな気づきがあったり、ヒントをもらったりということがあったので、受けた価値はありました。今のところ、ここを第一選択ではないですが、最終判断まで選択肢として残しておいて、ここからもう少し、息子くんのサポート体制を探していくつもりです。

娘ちゃんの本気



百聞は一見にしかず


この週末の学校見学2日目。最初に訪れたのは、現状の偏差値相応?と思われる私立D高校でした。家からのアクセスはそんなに悪くなく、国際交流などに力をいれているようなので、娘ちゃんには合いやすいかな、ぐらいの気持ちだったのですが。受付でいきなり番号入りのIDカードを発行されたことにちょっとビックリ。今後、学校説明会の出席などこれで管理されるようです。つまり、これらに参加しているかどうかが、どれだけこの学校に入りたいかの本気度を見極める鍵、ということなのでしょう。校舎内に入ると、外見も中身もきちんと管理が行き届いている感じだったのですが、逆に、そのきちんと感というか、学校特有の威圧感のようなものを娘ちゃんは感じてしまったようで、急に腹痛を訴えだし、「私、この学校無理…」と言います。もしこの学校を直接見ていなかったら、きっと私は普通に併願校として受けさせていた可能性が高いので、その空間に本人を置いてみることの重要性を改めて痛感した経験でした。

そこでの3年間が想像できない


さて。神奈川県の公立高校の入試制度というのはちょっと面白いシステムになっていて、基本的には内申点(中2の成績が1/3、中3の成績が2/3となっています)+当日の筆記試験&面接試験の点数で合否が決まります。ちなみに、一部上位校は特性検査といって、教科の枠を超えた思考力を見る非常に難易度の高いものの点数もこれらの合否基準に含まれますが、うちの娘ちゃんは、仮に偏差値がある程度いったとしても、この特性検査を突破するのが非常に困難な為、最初から特性検査のない学校であることが絶対条件です。ただ、このシステムだと、たとえばよその地域から受験してくる子は内申点がなかったりすると不利になるから、ということで、その救済措置として、すべての公立高校の定員の10%は、内申点なしで、当日の筆記試験と面接試験の点数だけで合否が決められるという枠があります。娘ちゃんが、いずれ普通に学校生活を送ることができるようになったとして、内申点が人並に残せるならば、偏差値的には公立のE高校が射程圏内、もし今のように全部の授業は出られなければ内申点がない状態になってしまう為、最初から10%の枠を使っての受験になるので、今の得点力ならランクをさらに2ランクぐらい下げてF高校ならば、というのをあらかじめ塾から聞いていて、この2校をD高校のあとに見に行ってきました。

今回は車で回っていたのですが、E高校はまわりに駐車場もコンビニも、そしてバス停もなく、なんだかタヌキでも出てきそうな山の上。これどうやって通うの?!娘ちゃんはトトロの森みたいと面白がりながらも、こんなとこ絶対通えない、もう校舎内も見なくていい、と車窓から校舎外観だけぐるりと見て回って終了。さらにそこからF高校に回ると、こちらもほぼ同じような立地で、生徒さんたちが自転車で急な坂道をふぅふぅ言いながら登っている姿を目にして親子で絶句していたのですが。とりあえずお手洗いに行きたかったので、車を路駐して校舎内に入りました。そしてお手洗いに入ると、個室がいくつかある中で、ひとつめは前の人のしたあとがそのまま。ふたつめはペーパーがなし。3つめは経血がこすれた跡がべったり。この学校はないわ!と思った瞬間。娘自身もここに馴染める気がしない、と。

夢行き階段を上り始めた娘


結局、2日間で6校回った中で、一番最初の学校が断トツに娘ちゃんにとっては良過ぎてしまって、他の学校がすべて霞んでしまったというのは確かにあったと思います。でも、彼女にとっては、ここで3年間過ごしたい、という気持ちを何より大事にしないと、通えなくなるリスクと背中合わせなのです。どうしても私立A高校に行きたい!他の学校を見たからこそ娘ちゃんにとってはその思いが切実になったようです。

今日、学校に行った娘ちゃんは、自分から担任の先生に、進路のことで相談したいから時間をもらえませんかとお願いしたそうです。現時点では、偏差値も内申も全然足りないし出席もひっかかることはわかっていて、担任に厳しいこと言われるかもしれないけど、それでも、学校同士のやりとりで自分の希望の学校に行ける道があるのか、あるとしたら、何をしたら自分も可能性があるのかを知りたくて担任に当って砕けろでぶつかることにしたのだとか。今日は面談予約だけをとって、さらに帰宅後、何やら必死に中間テスト対策の勉強を自分からしている姿に彼女の本気を見た気がしました。いつまで続くかが問題ですが…(笑)できることならA高校以外の選択肢は考えたくないけど、自分がこの2日間でまわって感じたことを、明日、塾の先生にも話して、他に自分が望むような併願校の候補があったら教えてほしいということと、今からA高校合格を目指して逆算して作戦を立ててほしいとお願いするつもり、とも言う姿に、ほんの少しだけ、自分の力で彼女は大人の階段を一歩上がったのかなと、ちょっぴり頼もしく感じる母です。

はじめの一歩



この学校に行きたい!



この週末はあちらこちらの高校で文化祭が行われています。学校の雰囲気等を知る絶好のチャンスというわけで、今日は娘ちゃんと一緒に、横浜市内の私立1校と公立高校2校を見てきました。

最初に訪れたのは家から1時間ぐらいのところにある、共学の某私立A高校でした。先日、心理検査の待ち時間に、娘ちゃん本人から、できればこの学校を第一志望に考えたいのだと打ち明けられた学校です。物理的に距離が遠いし、偏差値を考えても、それこそビリギャル並に成績が上がらない限り難しいレベルの学校なので、私としては実際のぞいてみて本人の気が済むなら、ぐらいの軽い気持ちでした。

学校の最寄り駅を降りて、キレイな並木道に、あぁいい環境だなと思ったのですが、その並木道の突き当たりにあった学校は、最初見た時には、なんというか、どこかの研修センターとか大学のようだなと、その開放感に驚きました。校舎内に入ると、これまた本当にキレイで、職員室が総ガラス張りだったり、お手洗いがどこぞのショッピングセンターのようだったり、調理室がクッキングスクールのような雰囲気だったり。中庭のようなところもあって、本人は目を輝かせ、「私の求めているものすべてがここにあるから絶対この学校に行きたい!」と言っていましたし、私も、学力さえ足りるなら是非ここに通わせてあげたいと思ってしまいました。ここなら、娘ちゃんは苦しくなく過ごせるのではないかと。心配した通学距離も、ただ電車に乗っている時間がながいだけなら音楽を聴いていれば大丈夫なのだそうです。小学校も中学校も重い荷物を背負わされて、急坂を登ったり降りたりが苦痛なのだとか。

足を運んで初めてわかること


その次に訪れたのは、公立のB高校でした。今日・明日で公立を4校見に行く予定の中で、偏差値が一番高くて、実際にそこの卒業生を何人か知っていることから、この学校あたり狙えたらいいなぁと漠然と思っていたのがこの高校です。倍率低めで落ち着いた校風らしいですが、内申点重視なので不利かなとは思っていたら、それ以前に、行ってみたら全然イメージと違って、雰囲気がThe学校!で、娘ちゃんがここにいる姿がイメージできませんでした。本人も息苦しくて無理、と。そのあと、B高校より少し下くらいのランク?で、比較的近い公立のC高校にも行ってみました。部活動に力入れているらしく、どこそこ部全国大会優勝!とかそういった輝かしい実績の横断幕ズラリに、親子でここもチガウ、と。B高校ほど学校特有な威圧感はなかったのですが、体育会的な熱い雰囲気があって、娘ちゃんの望む環境とは思えなかったのです。

事前にある程度、カウンセラーさんや塾とも具体的な進路の話もしていて、実際本人をそこの空間に置いてみてどうかなっていうのを見るための学校見学だったのですが、置いてみるといっぱい発見があって、やっぱり足を運んで、自分の目で見る・自分で感じるって大事だなぁと実感しました。私立は公立ほど先生方が異動しないので、比較的安定している中で、特性を理解してもらって過ごす方がいいのでは、と先日カウンセラーさんから言われていて、その時は実際公立も私立も見てからと即答は避けたのですが、本人もそう感じたらしく、できれば私立に行きたいと言いだしたので、希望(夢)と現実とのすり合わせがこれからの親の仕事です。

歩き出すきっかけに



実は私自身は事情があって中学受験と高校受験を両方経験しています。自分の中学受験の時は偏差値だけで親が志望校を決めましたし、高校受験の時も学校案内くらいは見たけど、実際に足を運ぶことはありませんでした。どちらも入試当日に初めてその学校を目にしましたし、ただ試験に受かった学校に入っただけです。今、思えば失礼な話ですよね。母校となった中学校と高校、どちらも自分にとってはあまり居心地のいい場所とは言えませんでした。自分の受験の時は、併願なんてものは、ただ受けるだけ、そこが場合によってはお世話になるかもという発想はなかった気がします。ただ、聞こえのいい学校名の看板だけしか見えてなかったのかもしれません。そこの環境に自分がいることを想像できるか、という意識はありませんでしたが、もしも事前にちゃんと考えていたら、どうだったのでしょうね。

今のうちから「ここに行きたい」と思える学校が定まっていたなら、逆算して、少しずつ無理のないところから準備をしていくことができるでしょう。もしかしたら、学力的にやっぱり届かないということはあるかもしれません。でも、この学校見学が彼女が自分の意思で切り拓く未来に向かうきっかけになってくれたらいいなと思うのです。

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